生理中のお風呂は大丈夫?生理中も安心・安全なお風呂の入り方を解説

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生理中は、体を清潔に保(たも)ちたいだけでなく気分もさっぱりしたいもの。
今回は、生理中のお風呂の入り方について、ポイントや注意点をまとめてみました。

  1. 生理中はお風呂に入った方がいい?その理由は?
  2. 生理中の上手(じょうず)なお風呂の入り方
  3. 生理中にお風呂に入らない方が良い場合
  4. まとめ

生理中のお風呂って大丈夫?

生理中のお風呂の入り方を知りたい人は、ぜひ読んでくださいね。


1.生理中はお風呂に入った方がいい?その理由は?

生理中のお風呂はいっていい理由

生理中は、お風呂に入った方が良いのでしょうか。
ここでは、生理中でもお風呂に入るべきかについて理由を挙げながら解説していきます。

1-1.生理中のお風呂が禁止だったのは過去の話

昔は、生理中にお風呂に入ることは禁止だった時代がありました。
理由は、現在と比べて風呂場の清潔度が高くなかったから。
生理中にお風呂に入ると、風呂の椅子(いす)やお湯の中のばい菌が入りやすいという理由で禁止となったのです。
しかし、生理中のお風呂が禁止だったのはもう過去の話。
皆さんの家の風呂場は、昔より清潔だったりきれいなお湯を使い放題だったりするはずです。
生理中でも大きな問題が無い場合は、お風呂に入っても大丈夫でしょう。
むしろ、メリットが多いので積極的に入ることをおすすめします。

1-2.お風呂に入ると体を清潔にできる

生理中は、血で体が汚れています。
しかも、生理の血を放置するとどうしても不潔になりがち。
また、独特の臭(にお)いも気になるでしょう。
でも、生理中にお風呂に入ることで体に付いた生理の血を洗い流すことができます。
生理中のお風呂は、清潔の面でもおすすめなのです。

1-3.お風呂に入ると気分が楽になる

お風呂に入ることは、体が温めるだけでなく気分も楽になります。
生理中の女性は、どうしても気分が落ち込みやすくなるもの。
生理痛があったり、生理の出血量が多かったりすると、体の負担が大きいだけでなく気分も辛(つら)くなりますよね。
それに、お風呂に入ることで体を清潔にできることも、気持ちを楽にするでしょう。
女性は、自分の体が不潔なことに耐えられないことが多いですからね。
生理中でも、ぜひお風呂に入って気分をリフレッシュしてください。

2.生理中の上手(じょうず)なお風呂の入り方

生理中お風呂の入り方

生理中でも、お風呂の入り方に工夫をすることで快適に過ごすことができます。
それでは、生理中の上手(じょうず)なお風呂の入り方をご紹介しましょう。

2-1.基本は体を洗ってから湯船に浸(つ)かる

特に、生理中は体に血が付いている状態です。
お風呂に入るときは、基本として体を洗ってから湯船に浸(つ)かるようにしてください。
シャワーがある環境の場合は、湯船に浸(つ)かる直前に陰部(いんぶ)をさっと流すと良いでしょう。
湯船に浸(つ)かる長さは、体の調子を見て調整してください。
生理中は、貧血状態の人も多いので無理はしないようにしましょう。

2-2.陰部(いんぶ)はシャワーで流す

生理中は、陰部(いんぶ)の汚れがきになりますよね。
でも、肌がとてもデリケートな部分ですからボディーソープを使用してごしごし洗うことは避けましょう。
生理中の陰部(いんぶ)を洗うときは、シャワーのお湯だけ、もしくは肌に刺激が少ないボディーソープをごく少量使ってください。
また、洗い過ぎは禁物です。
生理のときは、陰部の肌もデリケートな状態。
普段よりも、刺激に弱いことを理解してくださいね。

2-3.湯船に浸(つ)かる場合は清潔なお湯で

生理中でも、湯船に浸(つ)かって大丈夫です。
ただし、湯船のお湯が清潔な状態あることが条件と言えるでしょう。
たとえば、家族が入った後のお湯だったり前日のお湯のままの状態で入ったりすることは避けましょう。
きちんと湯船の掃除をした後で、お湯を入れ替えた状態で入ってください。
また、お湯の中では、生理のときでも出血が気にならないはずです。

2-4.最後にシャワーを使うこと

生理中に湯船に浸(つ)かった後は、最後にシャワーを使って陰部(いんぶ)を中心に流しましょう。
湯船の中では気にならなかった出血も、湯船を出てからはもとどおりになります。
最後にシャワーを使うことで、湯船から出た後の血も流すことができてさっぱりするでしょう。
その後、清潔なやわらかいタオルもしくは使い捨てのペーパーで陰部(いんぶ)の水気を拭(ふ)いてください。

3.生理中にお風呂に入らない方が良い場合

生理中がひどい

生理中でもお風呂に入ること自体は、問題ありません。
しかし、生理中にお風呂に入らない方が良い場合もあります。
どんな状態のときにお風呂に入らない方が良いのか、お話しましょう。

3-1.生理痛が酷(ひど)いとき

生理痛が酷(ひど)いときは、お風呂に入らない方が良いでしょう。
お風呂に入ると、血行が良くなります。
すると、生理通も酷(ひど)くなってしまう原因に。
それに、生理痛が酷(ひど)いときにお風呂に入ると気分が悪くなることも考えられます。
生理痛が酷(ひど)い日は、お風呂に入らずに安静にしていましょう。

3-2.出血量が多いとき

生理の出血量が多いときも、お風呂に入らない方が良いでしょう。
生理の開始日から3日間ほどは、出血量が特に多いもの。
お風呂に入ることは、血行が良くなる反面、出血も多くなるでしょう。
つまり、出血量が多い日にお風呂に入ることは、出血量をさらに増やすことになるのです。
また、出血量を増やすことは、貧血の原因にもなるでしょう。
特に出血量が多い日で体の汚れが気になるときには、シャワー浴だけにしてください。

3-3.気分が悪いとき

生理のときは、出血量が多いことが原因の貧血や生理痛の影響で、気分が悪くなる人も多いです。
もしも、生理で気分が悪いときは、お風呂も入らないでおきましょう。
お風呂に入ることは、想像以上に体に負担をかけること。
気分が悪いときにお風呂に入ることは、症状が悪化するだけです。
最悪の場合、風呂場で倒れる可能性もありますから止めましょうね。

4.まとめ

生理中の入浴まとめ

生理中でも、上手(じょうず)に工夫をすることでお風呂に入ることができます。
生理中でも快適に過ごすためにも、ぜひポイントを覚えてくださいね。

  • 生理中のお風呂が問題無いことと理由を学ぶ
  • 生理中のお風呂の入り方を覚える
  • お風呂に入らない方が良い場合を学ぶ

毎月の生理を快適に過ごすためにも、お風呂の入り方についてしっかりと学びましょう。