浴室の寒さ対策を知りたい人必見! ヒートショック対策6つのポイント

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冬になると温かいお風呂が恋しくなります。けれども、寒い脱衣所で裸になり、ブルブル震えながら冷えきった浴室に入ることを考えるとつい億劫(おっくう)になってしまうものです。脱衣所や浴室は、長時間過ごす場所ではないので暖房器具を設置していない家は多いでしょう。けれども、最近では暖かい部屋から寒い浴室に行き、さらに熱いお風呂に入ることで起きる「ヒートショック」の危険性が問題になっています。そのために、真剣に浴室の寒さ対策を考える人が増えているのです。そこで、ここでは浴室の寒さの原因や自分でできる対策、今人気の浴室暖房機についての情報をご紹介しましょう。

  1. 浴室の寒さ対策について
  2. 浴室の寒さの原因は?
  3. 浴室の寒さ対策
  4. 浴室の寒さ対策〜浴室暖房機について〜
  5. 浴室暖房機の設置交換について
  6. 浴室の寒さ対策〜よくある質問〜

この記事を読むことにより、お悩みだった浴室の寒さを解決する方法が見つかるでしょう。ぜひ、お役立てください。


1.浴室の寒さ対策について

浴室の寒さ対策をする前に、知っておきたい基礎知識をご紹介します。

1-1.浴室の寒さは危険?

暖房が効いている温かいリビングから寒い浴室に移動し、さらに衣類を脱いで裸になると急激に体が冷えます。けれども、「脱衣所や浴室が寒くても、すぐに熱い湯船に入るから大丈夫」という人は少なくありません。しかしながら、「部屋の暖かさ」と「浴室の寒さ」による急激な温度差は、体に大きな悪影響を及しとても危険なのです。最近、ニュースなどで耳にする「ヒートショック」とは、まさにこの温度差によって起こります。命を落とすこともある、ヒートショックとはどのような現象なのでしょうか。

1-2.ヒートショックとは

「ヒートショック」とは、「家の中の急激な温度変化が体に及ぼす悪影響」のことです。以下のようなメカニズムで起こります。

  1. 暖房が効いた温かいリビングなどから寒い脱衣所・浴室に移動すると体が急激に冷える
  2. 体から熱が奪われないよう血管が収縮するので血圧が急に上昇する
  3. そして、熱い湯船に入ると交感神経が働き血圧がさらに上昇する
  4. 体が温まってくると血管が広がり血圧が急激に下降する
  5. 温まった体が寒い脱衣所で着替えているうちに冷え、体の熱を奪われないように再び血管が収縮して血圧が急上昇する

このように、血圧が急激に上昇すると心筋梗塞・脳梗塞・脳出血などの症状を引き起こします。また、急激に下降するとめまいが生じて浴室内で転んだり湯船でおぼれたりするのです。

1-2-1.ヒートショック〜こんな人・ケースは要注意!〜

毎年、冬になると「ヒートショック」による死亡事故のニュースを耳にします。東京都健康長寿医療センター研究所が行った調査(2011年度)によると、ヒートショックによる死者は年間1万7000人です。そのうち、80%は高齢者となっています。また、高齢者だけではなく以下の人・ケースもヒートショックを起こしやすくなるのです。

  • 高血圧・糖尿病・動脈硬化など、生活習慣病の人
  • 肥満気味の人
  • 65歳以上の人
  • 不整脈などがある人
  • 「一番風呂」が好きな人
  • 熱い風呂が好きな人
  • 夜お酒を飲んだ後にお風呂に入る人
  • 脱衣所やお風呂が寒い(暖房器具がない)

特に、入浴時の気温差が大きくなる12月〜1月は、ヒートショックで亡くなる人が多いので十分に対策を行うことが大切です。

1-3.浴室の寒さ対策の必要性

ヒートショックは未然に防ぐことが大切です。特に、「1-3.ヒートショック〜こんな人・ケースは要注意!〜」で挙げた人は、早めに浴室の寒さ対策を行ってください。心筋梗塞・脳梗塞・脳出血などは死に至らなくても、中高年〜高齢者の場合は回復が長引いたり生活に支障が出たりすることもあります。また、高齢者が風呂場で転倒し骨折したことが原因で寝たきりになったり認知症になったりなどのケースもあるのです。家族が安全に入浴を楽しめるように、浴室の寒さ対策をきちんと考えることが大切でしょう。