
ビルトインガスコンロは簡単に交換できる! 2つの項目で疑問を解消
2017/01/10
2019/09/24
ビルトインガスコンロは周囲にすき間や段差がありません。キッチンと一体化しており、スペースを広々と使えて掃除も簡単です。製品によって利便性が異なるため、料理が好きな方は新製品の存在も気になると思います。「でも、新しく買ったら工事しないといけないの?」という疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか? 初めて購入したとき、寸法に合わせて選んだ方はなおのこと不安だと思います。
そこで今回は、ビルトインガスコンロの交換についてぎゅっと情報をまとめてみました。
記事は5分とかからず読むことができます。もちろん、押さえるべき情報は網羅していますので、順を追って見ていきましょう。ビルトインガスコンロの交換について不安が解消されます。
1.ビルトインガスコンロを交換する!
ほかの人はどんなタイミングでビルトインガスコンロを交換しているのでしょうか? 最初の項では、ビルトインガスコンロの選び方と併せて基本の情報を説明します。
1-1.交換するタイミングは?
- 家族が増えた
- キッチンを広く使いたい
- コンロが故障したのを機に交換する
上記は一例ですが、ビルトインガスコンロを交換しようとするきっかけは人によってさまざまです。中でも故障は交換の最も良いタイミングでしょう。使用して年数が経(た)っていない場合は修理に出すのも良いですが、ぜひ一度新製品を見てから決めてください。ビルトインガスコンロは年々進化を続けており、自分が欲しかった機能を搭載したタイプが発売されている可能性があります。
1-2.ほかのコンロからの交換もできる?
コンロ台などを工事する必要がありますが、“IH”や“据え置き型のガスコンロ(旧式でも大丈夫です)”であってもビルトインガスコンロに交換可能です。
1-3.交換する機種の選び方
新しいビルトインガスコンロを選ぶときは、「なぜ交換しようと思ったか?」ということに着目し、求める機能を順に決めていきましょう。
- 天板の材質はどうするか(ホーロー・ガラスコート・ガラストップ(1番人気)・アルミまたはステンレス)
- 天板の幅は60cmか75cmか(ビルトインガスコンロのサイズはこの2種類です)
- ゴトクの種類はステンレス、または標準タイプのホーローか
- 火力はどうするか(“ダブル高火力”や“ダブルとろ火”など)
- バーナーの口数は2口、または標準タイプの3口か
天板は価格で決めることもできます。上記で挙げたホーローが1番安く、カッコ内の右にいくにつれて高価です。また、忘れてはいけない機能が“グリルの特徴”となります。
- 大きさはどうするか
- 水あり、または水なしか
- バーナーは片面、または両面か
- 魚を自動で焼いてくれる“オートグリル機能”はいるか
- フルオープンタイプか否か(グリル台をどのくらいまで引き出せるかの機能です)
ビルトインガスコンロは選ぶ基準が多くあり、魅力的な反面、迷ってしまうと思います。上位機能をすべて取り入れれば必然的に価格は跳ね上がるため、予算を決めている方は取捨選択して「本当に欲しい機能」で決めましょう。
2.ビルトインガスコンロの交換工事とは?
最後の項では具体的な工事や費用について解説します。ビルトインガスコンロの交換について相談できる窓口もきちんと紹介するので必見です。
2-1.工事までの流れ
例を挙げますので参考にしてみてください。
- お問い合わせ(ご相談だけでも構いません)
- 現場調査(必要に応じて)
- 見積もり
- 発注
- 取付工事
- お支払い(工事終了後のご精算です)
なお、ご連絡いただいた時点で、今後の流れを簡単にご説明しますのでご安心ください。工事はビルトコンロの交換だけでしたら3時間程度で済みます。ただ、コンロ台ごと入れ替える場合など、別途工事を要するケースは現場の状況によって変動するため、一度業者に確認してみてください。
2-2.費用
業者によって値段は変わります。基本的に「ビルトインガスコンロの本体価格+工事費」と思っていただければ大丈夫です。けれど、古いビルトインガスコンロの回収費用がかかる可能性もあります。そのため、事前確認は必要です。また、商品だけを購入する場合、工事費はかかりません。
2-3.どこに相談するか
ガス機器設置の専門業者、またはお近くの家電販売店に相談することになります。求める機能や現在お使いのビルトインガスコンロについて簡単にお教えいただければ、おすすめの商品をご紹介可能です。
2-4.業者を選ぶポイント
家電販売店も含めて構いませんので、最低でも3社で合い見積もりをしましょう。ただし、本体価格が安くても工事費が割高では意味がありません。「総合していくらかかるのか」という点に留意して見積もりを依頼してください。「本体価格と工事費、古いビルトインガスコンロの回収も含めて総額いくらでしょうか?」と尋ねれば間違いないです。
3.ビルトインガスコンロの交換に関するよくある質問
この項ではインターネットを介して寄せられるお問い合わせ内容をまとめてみました。ビルトインガスコンロの交換についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q.ビルトインガスコンロを購入するときの注意点はありますか?
A.補償期間に注意してください。補償期間が設定されていない場合、数日で故障した際も修理費は自腹となります。また、工事補償が付いているかどうかにも注目してみてください。
Q.自分でビルトインガスコンロの交換はできますか?
A.テーブルコンロであれば問題ありませんが、ビルトインガスコンロには専門知識も必要ですので難しいでしょう。ガス管の接続には資格も必要です。ビルトインガスコンロの交換に合わせてこの資格を取得するというのも手間かと思います。
Q.天板のサイズは「60cm」なら「60cm」と合わせた方が良いですか?
A.ひと回り大きくするには別途拡張工事が必要となります。できるなら同サイズに合わせた方が良いでしょう。
Q.都市ガスとプロパンガスのどちらに対応しているかで、ビルトインガスコンロのデザインは違いますか?
A.内部の構造が違うだけで見た目はほとんど変わりません。ただ、ガスの種類を間違えると接続できないため、ご家庭ではなんのガスを使っているのか必ず確認しておいてください。
Q.ビルトインガスコンロの有名なメーカーは?
A.リンナイ・ノーリツ・パロマの3社が大手です。ビルトインガスコンロ同士でしたら互換性があるため、他社の製品でも基本的に交換可能となります。
まとめ
ビルトインガスコンロの交換についてまとめてきましたが、知りたい情報が得られたのならば幸いです。もう一度いいますが、ビルトインガスコンロは交換できます。工事は必要となるものの、据え置き型のガスコンロやIHであっても問題ありません。現在、ビルトインガスコンロの購入、または交換を考えている方は、ぜひ前向きに検討してみてください。おすすめは、取りあえず業者に問い合わせて簡易的な見積もりをしてもらうことです。現実的な値段やプラン、新しいビルトインガスコンロの機能を知るとイメージもわきやすいと思います。ぜひ近いうちに家族会議を開いて話し合ってみてくださいね。