エコジョーズの補助金制度を利用しよう! 制度や選び方など徹底解析

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電化製品のエコ化がすすんでいる今、給湯器においてもエコ給湯器と呼ばれている「エコジョーズ」が注目されています。エコジョーズは、少ないガス量で効率よくお湯沸かす給湯器です。省エネ性の高さや高効率の熱交換・節約・環境性など、さまざまな分野で優れています。しかし、設置費用や本体価格が高くて、なかなか一歩踏み切ることができない方も多いはずです。そんなときこそ、エコジョーズの補助金を利用してください。本記事では、エコジョーズの基礎知識や補助金・選び方・業者選びのポイントなどについて説明します。

  1. エコジョーズとは
  2. エコジョーズの特徴について
  3. エコジョーズの補助金について
  4. エコジョーズの選び方
  5. エコジョーズの業者の選び方
  6. エコジョーズに関してよくある質問

この記事を読むことで、エコジョーズの基礎知識や補助金について知ることができます。設置を検討している方は、導入前にぜひチェックしてください。


1.エコジョーズとは?

これからのスタンダード給湯器と言われているエコジョーズとは、一体どんな給湯器なのでしょうか。仕組みやエコキュートの違い、メリット・デメリット、最近の傾向について詳しく説明します。

1-1.特徴について

エコジョーズは、エコ給湯器の1つであり、潜熱回収型給湯器と呼ばれています。従来の給湯器は、熱交換を行う際にあまった熱をそのまま捨てていました。しかし、エコジョーズは排気として捨てられた熱を再び回収して再利用できます。その結果、無駄な熱を減らすことができ、熱効率が95%までアップしたのです。

1-2.仕組み

エコジョーズは、排気熱を上手に活用している給湯器です。仕組みは、2度の熱利用とお湯の流れ・ドレン中和器の3点が大きく関係しています。まず、送られてきた水は二次熱交換器で温められ、一次熱交換器でさらに加熱される流れです。二次熱交換器では、約200℃になった燃焼ガスの熱を再利用しており、一次熱交換器では約1,500℃で加熱しています。熱を再利用する際に、ドレン排水(凝縮水)が発生するため、中和器で酸性から中性にして排出する仕組みです。

1-3.エコキュートとの違い

エコ給湯器と呼ばれているものには、もう1つ「エコキュート」があります。エコキュートとエコジョーズはどちらともジャンルは同じですが、仕組みが異なるものです。エコキュートはCO2ヒートポンプ給湯器と呼ばれており、大気の熱を利用してお湯を沸かします。大気中から吸いこまれた熱を、空気熱交換器で自然冷媒が吸収し、水熱交換器でお湯にしているのです。エコジョーズはガスで温めていますが、エコキュートは自然冷媒を利用してお湯を沸かしています。

1-4.メリット・デメリット

エコジョーズのメリットと言えば、光熱費コストの削減です。高効率でお湯を沸かすことで、ガスの消費量が大幅に削減できます。ほかにも、従来型よりもCO2排出量12%削減・熱効率95%アップなどのメリットがあります。逆に、デメリットと言えば、初期費用が高額ということが挙げられるでしょう。エコジョーズやエコキュートといったエコ給湯器は、本体価格+取りつけ工事の合計費用が高めです。

1-5.最近の傾向

資源エネルギー庁の調査によると、国内の住宅・建築物部門のエネルギー消費量が増加傾向をであることがわかりました。1990~2011年の約20年間でおよそ33%の増加となっています。二酸化炭素排出量も増えているため、地球温暖化対策としては良くない傾向が続いているのです。だからこそ、エネルギー消費量や二酸化炭素の削減につながる、エコジョーズなどの住環境が注目されています。

2.エコジョーズの特徴について

エコジョーズの特徴は、省エネ性・光熱費の削減・種類・メーカーと機能が挙げられます。それぞれについて詳しく確認しておきましょう。

2-1.省エネについて

エコジョーズは省エネ性の高い給湯器であることから、注目を集めるようになりました。従来型の給湯器は、熱効率が約80%でしたが、エコジョーズは15%アップの95%です。約50~80℃になった燃焼ガスを排出するため、排気ロスが5%と下がりました。

2-2.どのくらいの光熱費がかかるのか?

エコジョーズの電気代は、エコキュートの消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)で計算します。各家庭の使用状況や使い方・電力会社によって異なりますが、オール電化の場合、年間でおよそ13万~15万円前後です。非オール電化の場合は、都市ガスの利用で1人当たり毎月34,000円ほどかかります。一般的なガス給湯器の場合は、およそ4万円となるため、4人家族で年間1万円前後程度節約が可能です。

2-3.種類

エコジョーズの種類は、給湯器・ふろ給湯器・暖房機能付給湯器(給湯暖房機)の3つがあります。それぞれの特徴を以下にまとめてみました。

  • 給湯器エコジョーズ:給湯だけをつくるタイプ
  • ふろ給湯器エコジョーズ:給湯+お湯はり+追いだきが可能なタイプ
  • 暖房機能付給湯器(給湯暖房機)エコジョーズ:給湯+自動お湯はり+追い焚き+暖房が可能なタイプ

3.エコジョーズの補助金について

「初期費用が高いから……」と諦めている方におすすめしたいのが、エコジョーズの補助金制度です。一体どのような制度なのか、詳しく説明します。

3-1.エコジョーズの補助金とは

地球温暖化防止など、各地方において地球環境保全活動が活性化しています。その中の1つが、エコジョーズの補助金制度であり、導入する方を対象に費用を援助する内容です。ただし、補助金制度は、すべての人が利用できるわけではありません。条件・注意事項をクリアした者だけが、補助金を受けることができます。

3-2.国の補助金は利用できるか?

残念ながら、国の補助金は平成22年度をもって終了となりました。しかし、自治体によっては、補助金を交付しているところもあります。各自治体のホームページなどを確認してみてください。

3-3.自治体ごとに違う補助金制度

自治体で交付されている補助金制度は、各地区で異なります。すべてが同じ条件ではないので注意してくださいね。

3-3-1.情報サイト

住宅関連の補助金制度を紹介している「住宅の補助金・減税・優遇制度オールガイド 2017(H29年)」を、ぜひチェックしてください。省エネ住宅のポイントやリフォーム補助金など、さまざまな補助金制度がチェックできます。

3-3-2.申し込み方法

申し込み方法は、自治体によって異なります。たとえば、東京都の東村山市では、「平成29年度住宅用省エネルギー機器設置費補助金」を受付中です。申請受付期間は平成29年7月3日~平成29年10月31日までとなっており、申し込みは市役所窓口となっています。自治体によって、受付期間・申し込み方法などが異なるため、細かく確認しておかなければなりません。

3-4.注意点

すべての自治体が補助金制度を実施しているとは限りません。住んでいる自治体で実施されていない限り、利用できないので注意してください。また、実施されていたとしても、条件を満たす必要があります。どのような条件が掲げられているのか、きちんと満たしているのか、きちんと確認してください。

4.エコジョーズの選び方

エコジョーズ選びのポイントやサイズ・設置場所・注意点について説明します。

4-1.選び方のポイント

エコジョーズの選び方のポイントは、家族構成です。人数に合わせた号数(給湯能力)を選ばなければなりません。号数が大きいほど、一度に大量のお湯を使うことができます。以下の目安を参考にしてください。

  • 16号:1~2人家族向き。1年中安定したシャワーが使える
  • 20号:2~3人家族向き。春・夏・秋の3シーズン中は、シャワーと水栓1か所同時の使用が可能
  • 24号:3~4人家族向き。1年中、シャワーと水栓2か所の同時使用が可能

4-2.サイズについて

希望する給湯器が設置できるかどうか、事前にスペースを把握した上で、設置できるサイズかどうかを確認する必要があります。エコジョーズを設置する上で必要な具体的なスペースに関しては、業者に尋ねるといいでしょう。

4-3.設置場所について

戸建て住宅の場合は、外壁に設置する壁掛けタイプと地面やブロックの上に設置する据え置きタイプがあります。集合住宅(マンション・アパート)の場合は、マンションの廊下などのあるパイプシャフト庫の中やベランダの壁に設置されることがほとんどです。エコジョーズの設置場所は、屋外での設置となりますが、屋内でも壁掛け型・浴室内壁貫通部)に設置するタイプなど、たくさんの種類があります。

4-4.注意点

エコジョーズを選ぶ際は、家族構成・機能・設置場所・初期費用などを細かくチェックしてください。そして、ライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。「面倒だから」と確認を怠れば、失敗する可能性があります。給湯器に何を求めるのか、用途も明確にしておいたほうがいいでしょう。

5.エコジョーズの業者の選び方

適切なエコジョーズを選び、スムーズに設置・交換できるかどうかは、業者選びにかかっています。安心して依頼できる業者を選ぶための知識を身につけましょう。

5-1.業者選びのポイント

業者選びのポイントは以下のとおりです。

  • 丁寧かつスピーディーな対応か
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • アフターフォローやトラブル対応に対処しているか
  • 最新の給湯器がそろい、低価格で購入できるか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 給湯器の知識や工事経験が豊富か・有資格者が工事をするか

5-2.アフターフォロー

工事が原因で設置・交換したばかりの給湯器が使えなくなるケースも考えられます。このような場合、素早く対処してもらわなければなりません。きちんとアフターフォローが整っている業者は、工事保証がついており、期間内であれば無償で対応します。「環境ネットショップ」は、10年の工事保証がついているので安心してご依頼ください。

5-3.設置前に確認すること

環境ネットショップでは、大半の場合は、電話対応で設置可能かどうかが判断可能です。地域によっては事前に写真をお送りいただくこともあります。また、不安な点や疑問点がある場合は、お気軽にご相談ください。

5-4.料金設定

給湯器を設置・交換する場合は、給湯器の本体価格+取りつけ工事の合計費用を確認しましょう。ほとんどの業者は、取りつけ工事に3~4万円かかります。給湯器の本体価格は種類や業者によって異なりますが、エコジョーズの相場は約30万~40万円です。ただし、号数や機能によって変わるので気をつけてください。料金体系が明確になっている業者に依頼することが大切です。

6.エコジョーズに関してよくある質問

エコジョーズに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

6-1.エコウィルやエネファームとの違いは?

都市ガスやLPガスを燃料するガスエンジン発電を行い、発生する排熱を利用する家庭用コージェネレーションシステムが「エコウィル」です。ガス(水素)を動力としているのが、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの「エネファーム」となります。エコジョーズとの決定的な違いは、これら2つには発電能力があることです。そのため、停電時でも自立運転が可能です(一部のみ)。

6-2.エコジョーズの耐用年数は?

エコジョーズの耐用年数は、一般的な給湯器と同じく10年程度と言われています。ただし、使い方や使用頻度によって寿命のばらつきがあるため、使い方によっては10年以内に不具合が起きる可能性もあるでしょう。

6-3.エコジョーズの設置工事における注意点とは?

エコジョーズを設置する際は、ドレン排水工事が必要です。ドレン排水工事をしなければ、ドレン水が排水され、給湯器周囲が水浸しになるでしょう。そのため、ドレン排水工事の経験がある業者に依頼してください。

6-4.エコジョーズが向いている場合は?

お湯切れの心配をせずに使いたい・コンパクトに設置したい・乾燥機も設置したい方は、エコジョーズがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか? エコジョーズは、省エネ性の高い給湯器として認知度が広まっています。二酸化炭素の排出量を減らし、熱交換率のアップにより光熱費の節約も期待できる給湯器です。ただし、初期費用が高めであることから、導入を断念する方も多いでしょう。そんなときは、自治体の補助金を利用してください。自治体の中には、エコジョーズなどの機器を導入する際の費用援助制度を行っているところがあります。必ずしも、すべての自治体で利用できるわけではありませんので、ホームページなどで確認しておきましょう。補助金制度を上手に利用するのも、導入ポイントの1つです。