床暖房のメリットは? 主な種類や特徴・気になる費用も詳しく!

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床暖房があると冬場でも足元が温かくて快適ですよね。特に冷え性の人にとって、床暖房は魅力的でしょう。しかし、そのほかのメリットにはどんなものがあるのかよく知らないのではありませんか? また、設置してから後悔しないためにも、デメリットや費用についても知っておく必要があります。

そこで今回は、床暖房の主なメリットについて、詳しく解説しましょう。

  1. 床暖房の主な種類
  2. 床暖房のメリットは?
  3. 床暖房のデメリットは?
  4. 給湯器による床暖房の導入方法
  5. 床暖房のメリットに関するよくある質問

この記事を読むことで、床暖房のメリットがよく分かり、導入時の参考になります。まずは、記事を読んでみてください。


1.床暖房の主な種類

最初に、床暖房には主にどんな種類があるのか見ていきましょう。

1-1.床暖房には主に2タイプに分かれる

床暖房には、主に電気式とガス式の2タイプがあります。

  • 電気式:床下の発熱体などに電気を流して暖める
  • ガス式:ガスの力で床下の配管に温水を流して暖める

また、最近では電気式とガス式のハイブリッド式も見られます。

1-2.電気式床暖房の種類や特徴は?

電気式床暖房の主な種類は、以下をご覧ください。

  • カーボン式:カーボンヒーターに電気を流して発熱させる
  • 電熱線式:電熱線に電気を流して発熱させる
  • PTCヒーター式:PTCヒーターに電気を流して発熱させる
  • 蓄熱式:夜間電力を活用し昼間に放熱する

電気式床暖房は、安全性が高いことが大きなメリットですが、立ち上がりが遅く暖まるまで時間がかかることなどデメリットです。

1-3.ガス式床暖房の主な種類や特徴は?

ガス式床暖房には、主に以下の2種類があります。

  • ガス温水式:ガスの力で温水を沸かして床下に循環させる
  • ハイブリッド(温水):電気とガスの両方を使用して温水を沸かして暖まる

ガス式床暖房は、立ち上がりが早くパワフルに暖めることができます。デメリットは、初期費用が電気式と比べると高くつき、工事が大がかりになりやすい点です。

1-4.メリットとデメリットをよく考えて決める

電気式・ガス式、いずれの床暖房にもメリット・デメリットがあります。また、同じ電気式・ガス式でも、さまざまな種類があるのです。導入するときは、それぞれの内容を理解し、よく考えてから決めましょう。

2.床暖房のメリットは?

床暖房の主なメリットを詳しく解説します。

2-1.小さな子どもや冷え性の家族がいる場合などにおすすめ

床暖房は、以下のようなケースで特におすすめです。

  • 家族に小さな子どもや高齢者がいる
  • 冷え性の対策をしたい
  • 床に座って過ごすことが多い
  • 暖房による空気の乾燥が気になる
  • エアコンやファンヒーターの温風・臭いが苦手
  • ホコリやダニなどのアレルギーがある

2-2.空気が乾燥せずにキレイ

床暖房では温風が発生しないため、空気が乾燥しにくいことも大きなメリットです。乾燥によるウイルスの増殖を防ぐことができます。また、風が発生しないので、ホコリが舞うことがなくクリーンな空気を維持しやすいのもメリットでしょう。ハウスダストやダニなどのアレルギー対策にも効果的です。

2-3.部屋全体が暖まる

床暖房は、部屋全体が暖まるのも大きなメリットです。暖かい空気は部屋の上部に移動するため、まんべんなく行き渡ります。エアコンなど、ほかの暖房機器のように、顔がのぼせることもありません。また、全身が暖かい空気に包まれるので快適です。

2-4.電気式は不完全燃焼の心配がない

電気式床暖房のメリットは、ガス設備の不完全燃焼による一酸化炭素中毒の心配がなく安心して使用できる点です。また、耐用年数もガス温水式より長い点も見逃せません。

2-5.ガス温水式は電気式より光熱費が安い

ガス温水式床暖房は、電気式床暖房に比べて毎月の光熱費を抑えられることがメリットと言えます。以下は、6畳の床暖房を導入し1日10時間使用した場合の目安です。

  • 電気式:月6,500円程度
  • ガス温水式:月4,000円程度

3.床暖房のデメリットは?

床暖房の主なデメリットも理解しておきましょう。

3-1.初期費用がかかる

床暖房は、ファンヒーターやエアコンなどよりも、初期費用が高くつくのがデメリットです。床暖房は、通常の床の上もしくは下にもうひとつ床を作り、暖房システムを設置する必要があります。十分な予算を確保できないときは、床暖房の導入は難しいでしょう。

3-2.コストパフォーマンスが悪い

床暖房は、エアコンやファンヒーターと比べるとコストパフォーマンスが悪い点もデメリットです。広い面積を暖めるため、光熱費がかかります。毎月の光熱費が気になる場合は、おすすめできないこともあるでしょう。

3-3.電気式は暖まるまで時間がかかる

電気式は、ガス温水式と比べて立ち上がりが遅く、暖まるまで時間がかかります。また、熱効率が悪いため、光熱費も高くなりがちな点もデメリットです。なお、電気式は、長時間使用していると高温になり、低温ヤケドの恐れがあるため、乳幼児や高齢者がいる家庭では特に注意しましょう。

3-4.ガス温水式はメンテナンス費が高くつく

ガス温水式は、毎月の光熱費は安く済むものの、熱源機の寿命が10年程度となるため、メンテナンス費用が高くつくのがデメリットです。ガス温水式を導入する際は、ガス会社の料金プランを見直すなどによりコストダウンを考える必要があるでしょう。

4.給湯器による床暖房の導入方法

給湯器による床暖房の導入方法を詳しく解説します。

4-1.部屋の広さやコストなどを考慮して選ぶ

給湯器による床暖房を選ぶときは、以下のポイントをチェックしてください。

  • 部屋の広さ
  • 種類
  • 方式
  • コスト(初期費用・毎月の光熱費)

また、既存の床の上に設置するのか・床を張り直して設置するのかも、業者とよく相談して決めるといいでしょう。

4-2.床暖房設置工事の流れ

床暖房設置工事は、以下のような流れで進みます。

  1. 依頼者から業者に床暖房導入の相談をする
  2. 業者が現場視察をする
  3. 現場視察後に業者から見積もりが送られてくる
  4. 見積もりを確認し、問題がなければ正式に依頼する
  5. 指定日時に業者がやってきて工事を開始する
  6. 工事完了後、依頼者と業者で最終確認をして完了

なお、既存の床の上に設置する場合は約1日・床を張り直して設置する場合は、2~3日程度の工期が一般的です。

4-3.設置費用は約80万円~が目安

ガス温水式床暖房の設置費用の目安は、約80万円~です。なお、実際は床面積・床暖房の種類・工事内容により金額が大きく変わるため、業者から見積もりをもらって確認してください。

4-4.リーズナブルな費用で良心的な業者を選ぶ

床暖房の導入費用を抑えたいのなら、リーズナブルな費用で良心的な業者を選ぶことが大切です。単に安い業者を選ぶと、床暖房の機能に不満が出たりすぐに不具合が出たりしやすくなります。床暖房は、1回導入したら長く使い続けるものです。費用と品質のバランスをよく見て決めましょう。そのほか、以下のポイントを満たしている業者ならなお安心です。

  • 見積もりは無料
  • 顧客からの評判がいい
  • 対応が親切で丁寧
  • 床暖房の設置実績が豊富
  • 保証やアフターサービスが充実している

4-5.悪質業者に注意すること

悪質業者には十分に注意しましょう。たとえば、以下のような特徴が見られる業者とは契約してはいけません。たとえば、費用の割には低品質な工事をしたり、契約後に態度が悪くなったりなど、何かと不満を残すことになるでしょう。中には、保証やアフターフォローが一切ないケースもあります。

  • アポなしで突然訪問してくる
  • 必要以上になれなれしい
  • 不必要な場所にも床暖房の導入をすすめる
  • 強引に家に上がろうとする
  • 法外な費用を請求する
  • 契約するまで居座る

5.床暖房のメリットに関するよくある質問

最後に、床暖房のメリットに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.夏場は床暖房のメリットがないのですか?
A.はい。あくまでも、床暖房は部屋を暖める目的なので夏場はメリットを感じないことでしょう。しかし、初夏など悪天候が続いて肌寒い日に短時間使用すると、足元が冷えず快適に過ごすことも可能です。

Q.イスに座るライフスタイルだとメリットが少ないのでは?
A.いいえ。イスに座るライフスタイルでも、足元の冷えを軽減できるのは大きなメリットです。足裏からひざ下が暖かいので、冷えや冷えによるむくみを予防できます。

Q.床暖房のメリットをより高める使い方は?
A.天井近くにファンを導入することをおすすめします。暖かい空気を部屋全体に拡散させることができ、より効率よく暖めることが可能です。

Q.脱衣場に床暖房を導入することはできる?
A.はい。ただし、家の構造や床暖房の種類によっては工事が大がかりになることがあります。詳しくは、業者に相談してください。

Q.床暖房を導入する場合、床材に制限がある?
A.あります。床材は、耐熱性・熱伝導性に優れたものを使用することが大切です。既存の床材では対応できない場合は、張り替えることになるでしょう。

まとめ

今回は、床暖房のメリットについて詳しく解説しました。暖房を導入すると、足元から部屋全体を暖めることができて快適です。エアコンやファンヒーターと比較すると、暖まるまでに時間がかかりますが、風が発生しないためホコリが舞い上がらずにクリーンな空気を維持できます。まずは、信頼できる業者によく相談して床暖房の種類を決めるといいでしょう。なお、同時にガス会社の料金プランの見直しを行うこともおすすめです。