【危険回避】ガスコンロの不完全燃焼に注意して! 火が消える理由は?

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ガスコンロは、私たちの食卓を豊かにするために必要な機器のひとつと言えます。しかし、ガスコンロを使用しているときに心配になるのが、「不完全燃焼」です。不完全燃焼が起こると、さまざまな一酸化炭素が充満して体調不良や意識混濁(こんだく)の原因になります。重症になると命にもかかわる問題ですから、決して放置してはいけません。今回は、ガスコンロの不完全燃焼について知りたい人やガスコンロの修理・設置を考えている人のために、知っておくべき知識をあらゆるポイントから解説します。不完全燃焼は、いつ起きるかわかりません。今必要な知識を身に付けておくことが大切ですから、ぜひ読んでみてくださいね。

  1. ガスコンロについて
  2. ガスコンロの不完全燃焼について
  3. ガスコンロが不完全燃焼を起こした場合
  4. ガスコンロの不完全燃焼を予防する方法
  5. ガスコンロのトラブル対策・設置に必要な知識
  6. ガスコンロの不完全燃焼や修理・設置でよくある質問

ガスコンロの不完全燃焼についての正しい知識を持つことは、危険な目に遭(あ)うリスクを軽くします。正しい知識が無いことが理由で思わぬトラブルに遭(あ)うことは避けるべきです。自分だけでなく家族の安全を守るためにも、不完全燃焼にかんする基本的な知識だけでなく、一酸化炭素中毒の怖さや予防法、トラブル対策や業者の選び方をきちんと学びましょう。記事を読んだ人は、ガスコンロの不完全燃焼にかんして怖いもの無しになりますよ。


1.ガスコンロについて

まずは、ガスコンロについての基本を理解しましょう。普段何気なく使っているものですが、仕組みを理解することもなかなかに興味深いものですよ。

1-1.ガスコンロとは

ガスコンロとは、調理器具を加熱するための装置のうち、ガスを使うタイプのものです。ガスコンロを使うためには、ガス会社と契約をしてガスを供給できる状態にしておく必要があります。なお、卓上タイプのものは専用の小型ガスボンベを使用することが特徴です。ガスコンロは、毎日の食卓を豊かにするためにも欠かすことができない存在と言えます。

1-2.ガスコンロの構造を学ぼう

ガスコンロの構造について簡単に学んでおきましょう。ガスコンロが燃焼する仕組みについては、以下を参考にしてください。

  • ガスコンロの点火スイッチを押す
  • 点火プラグに火花が飛ぶ
  • ガスコンロ内に流れているガスに火花が引火する
  • ガスの燃焼が開始する
  • ガスの燃焼による炎の熱で調理器具を加熱する

ガスコンロは、燃焼時に空気を取り入れるための構造と仕組みを持っています。ガスが燃焼するためには十分な酸素が必要になるため、何らかの原因で酸素不足になると燃焼が正常にできなくなって不完全燃焼になることもあるのです。

1-3.ガスコンロの種類について

ガスコンロの種類にも、さまざまなものがあります。主なものにかんしては、以下をご覧ください。

  • ビルトインコンロ:システムキッチンの一部として備え付けてあるタイプ
  • 据え置き型コンロ:キッチン台の上に設置して使うタイプ
  • カセットコンロ:卓上で使うことができるコンパクトなタイプ

上記のうち、自分の家で使っているガスコンロがどのタイプなのか確認をしてみてください。

2.ガスコンロの不完全燃焼について

では、ガスコンロの不完全燃焼について学ぶことにします。不完全燃焼の状態や見分け方について頭に入れておきましょう。

2-1.不完全燃焼とは

不完全燃焼とは、どんな状態のことなのか詳しく学ぶことにします。深く理解するためにも、それぞれきちんと目を通してくださいね。

2-1-1.不完全燃焼が起こる原因

不完全燃焼が起こる原因は、燃焼に必要な酸素が十分に無いことです。たとえば、密閉度の高い室内や車内などは酸素不足になりやすいため、不完全燃焼が起こすリスクが高くなります。通常、十分な酸素が周囲にあるときには正常な燃焼ができるので問題はありません。しかし、燃焼を長時間続けていくうちに酸素不足になることもるので注意しましょう。

2-1-2.不完全燃焼が起こるとどうなるか

不完全燃焼が起こると、一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は、人体に入ると血液中のヘモグロビンと強力に結び付いてしまうため、体にさまざまな悪影響をもたらすことで有名です。一酸化炭素中毒は、後遺症をもたらしたり最悪の場合は死亡したりすることもあります。

2-1-3.不完全燃焼にかんする注意点

不完全燃焼は、知らないうちに起こることが多いことが特徴です。しかし、不完全燃焼はガスコンロを使用している場合はいつ起きても不思議なことではありません。ガスコンロを使用しているときは、不完全燃焼が起きないように注意することが肝心です。自分のところだけは起きないだろうと考えないでくださいね。

2-2.不完全燃焼の見分け方を学ぼう

不完全燃焼かどうかの見分け方について学びましょう。具体的には、主に以下の状況を見ることができます。

  • 炎の色がオレンジ色になっている
  • 黒いすすが発生している
  • たびたび火が消えることがある

正常な燃焼の場合は、炎が青色になります。炎の色がオレンジ色であることを確認した場合は、すぐに換気をしたりガスコンロのスイッチを切ったりして不完全燃焼を解消してください。

3.ガスコンロが不完全燃焼を起こした場合

ガスコンロが不完全燃焼を起こした場合には、素早く適切な対応を取ることが大切です。万が一のときのために、じっくり学びましょう。

3-1.ガスコンロの不完全燃焼でまずやること

ガスコンロが不完全燃焼になった場合は、第一に換気をしてください。まずは、部屋に新鮮な空気を送ることが大切です。次に、ガスのスイッチを押して火を止めてください。ガスの元栓(もとせん)も締めましょう。その場にいると一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、風通しのいい場所に移動して新鮮な空気を吸い込んでください。なお、頭痛などの症状が出ている場合は、すでに一酸化炭素中毒になっている可能性があります。速やかに医師の診断・治療を受けてください。また、ガス会社やガスコンロ販売会社に連絡をして、どこか不具合が無いか調べてもらうといいでしょう。

3-2.一酸化炭素中毒について

ガスコンロの不完全燃焼で最も怖いことが、一酸化炭素中毒です。一酸化炭素中毒になると、主に次のような症状が出てきます。

  • 頭痛やめまいがする
  • 気分が悪くなる
  • 手足がしびれて動きにくくなる
  • 吐き気がする
  • 意識がもうろうとする
  • 意識を失う
  • 昏睡(こんすい)状態になる

一酸化炭素中毒は、進行がゆっくりであることも特徴です。初期段階で甘く見ていると、いつのまにか重症になっていることがあります。不完全燃焼が起きた後、頭痛やめまいを感じたときはすぐに医師の診断と治療を受けることが大切です。一酸化炭素中毒は、適切な処置を早めに行わないと後遺症が出る可能性もあるので注意してください。一酸化炭素は、無色・無臭の気体のため、中毒症状を起こすまで気付きにくい点が最大の注意点であると考えましょう。

3-3.ガスコンロの不完全燃焼にかんする注意点

ガスコンロの不完全燃焼にかんしては、予備知識があることで一酸化炭素中毒などのリスクを大幅に減らすことができます。リスクを減らすためにも、不完全燃焼を起こす原因や対策・注意点などをきちんと学んでおきましょう。また、換気扇が正常に動いているかどうかもチェックしてください。換気扇が故障していたり汚れで動きが悪くなっていたりするのでは意味がありません。ガスコンロを快適かつ安全に使用するためにも、周辺の環境を適切に整えることにも気を配りましょう。

4.ガスコンロの不完全燃焼を予防する方法

ガスコンロの不完全燃焼は、普段の心掛けで予防することができます。ここでは、どんな方法で予防できるのかを具体的に解説しましょう。

4-1.何よりも換気に気を付けることが大切

ガスコンロの不完全燃焼を避けるには、常に換気に気を付けることが大切です。特に冬場は、寒さを防ぐために部屋の密閉度が高くなります。しかし、密閉度の高い部屋は酸素濃度が低くなりがちです。ガスコンロは、燃焼のために一定の酸素が必要になります。しかし、密閉度の高い部屋は酸素不足になりやすいため、不完全燃焼を引き起こしやすいと覚えておきましょう。また、換気のいい状態を維持することは一酸化炭素中毒の防止にも効果的です。いずれにしても、ガスコンロを使うときは寒い時期であってもこまめに換気してくださいね。

4-2.いつもキレイに掃除しておこう

ガスコンロの不完全燃焼を予防するためにも、いつもキレイに掃除をしておくようにしましょう。ガスコンロは、食品のカスが溜(た)まったり詰まったりしやすいものです。しかし、汚れが詰まった状態で放置することで、燃焼がうまくできない原因となってしまいます。ガスコンロをいつもキレイに掃除しておくことは、ガスコンロ自体の寿命を延ばすことになるのでぜひ実行してください。なお、ガスコンロを掃除するときはガスの元栓(もとせん)を締めてから取り組みましょう。また、ガスコンロの使用説明書を確認して安全に注意しながら進めてくださいね。

4-3.ガスコンロの不完全燃焼予防に効果的なそのほかのこと

ガスコンロの不完全燃焼予防に効果的なことは、ほかにもあります。ガスコンロは、使っていくうちに部品が劣化していくものです。寿命を迎えたガスコンロは、さまざまな故障や不具合が起きやすいため、不完全燃焼の心配も高まります。まずは、ガス会社やガスコンロの販売業者に連絡をして、現在の状態で問題が無いかどうか調べてもらうといいでしょう。また、ガスコンロを使用しているときは、こまめに炎の様子をチェックしてください。長時間の煮込み料理は、どうしても目を離す時間が長くなりがちです。吹きこぼしなどが原因で不完全燃焼になることもあるため、くれぐれも注意してくださいね。

4-4.ガスコンロの不完全燃焼を予防することについての注意点

ガスコンロの不完全燃焼は、自分で気を付けて観察したり対応したりすることで予防できるものです。以前に不完全燃焼を起こしたことが無くても、今後起きる可能性は十分にあります。油断は禁物だと考えてください。なお、最近のガスコンロには不完全燃焼予防機能が付いているものも多いです。不完全燃焼予防機能が付いているものはより安全に使用できるため、買い替えを検討することも考えましょう。

5.ガスコンロのトラブル対策・設置に必要な知識

ここでは、ガスコンロのトラブル対策や設置に必要な知識を身に付けましょう。ガスコンロを安心して使うためにも、業者の選び方についても解説します。

5-1.ガスコンロの設置を依頼する業者の選び方

ガスコンロを設置するときは、信頼できる業者に依頼することが大前提となります。業者を選ぶときのポイントについては、以下を参考にしてください。

  • ガスコンロの修理・設置にかんする専門知識が豊富なこと
  • ガスコンロの修理・設置で豊富な実績があること
  • ガスコンロの種類を豊富に扱っていること
  • トラブルのときにはできるだけ早く対応してくれること
  • 腕のいい作業員が迅速に作用してくれること
  • 後片付けもしっかりやってくれること
  • 修理費用や設置費用のコストパフォーマンスがいいこと
  • わからないことにかんして親切に説明してくれること
  • アフターフォローが充実していること

なお、ガスコンロを設置には危険を伴う作業もあるため、業者そのものだけでなく作業員の質も重要なポイントとなります。実際にガスコンロを設置するのは、作業員ですからね。また、費用のコストパフォーマンスの良さも大切と言えます。良心的な価格で最適な提案をしてくれる業者を選びましょう。なお、業者選びのときには以下もご覧ください。

環境ネットショップ:https://www.eco-shopping.net/

5-2.ガスコンロの設置はアフターフォローも重要

ガスコンロを毎日安全に使うためにも、アフターフォローがきちんとしている業者を選びましょう。ガスコンロは、正しい使用方法を守っていても部品が経年変化で劣化したり何らかの故障でトラブルを起こしたりすることもあります。業者の中には、設置した後は知らんふりというところも多いものです。しかし、信頼できる業者は、定期点検だけでなく何かあったときにはすぐに対応してくれます。業者のアフターフォローの良さは、口コミや評判を調べることでもわかるのでチェックしてみてくださいね。

5-3.ガスコンロの修理費用や設置費用について

ガスコンロの修理費用や設置費用については、以下を目安に考えてください。

  • ガスコンロの修理費用:1回数千円程度から
  • ガスコンロの設置費用:1台数万円程度が主流

なお、修理費用にしても設置費用にしても、業者によって金額が大きく異なるのが現状です。できるだけ良心的な料金設定をしていて、対応やサービスのいいところに依頼しましょう。修理で対応できる場合でも、新しく設置した方がお得な場合もあります。ガスコンロも消耗品のひとつのため、修理対応するべきか新しく設置するべきかメリットが大きい方を選びましょう。

5-4.ガスコンロのトラブル対策や設置の問い合わせ先

ガスコンロのトラブル対策や設置の問い合わせ先は、ガス供給会社やガスコンロ販売業者になります。自然災害の後など、ガスの供給そのもののトラブルはガス供給会社に連絡しましょう。しかし、ガスコンロの火が消える・点火しない・立ち消えするなどのガスコンロ自体の不調や不具合は、ガスコンロ販売業者に問い合わせることをおすすめします。親切な業者なら、必ず無料相談・見積窓口が設置してあるものです。たとえば、以下を参考にしてください。

参考:環境ネットショップのお問い合わせ案内ページ

6.ガスコンロの不完全燃焼や修理・設置でよくある質問

ガスコンロの不完全燃焼や、修理・設置にかんするよくある質問にお答えしましょう。安心してガスコンロを使うためにも、チェックしておいてください。

6-1.不完全燃焼がすぐに直った場合は使い続けてもいいですか?

不完全燃焼かなと思っても、すぐに正常な状態に戻ることもあります。その場合でも、ひとたびガスコンロの火を止めて様子を見てください。もちろん、換気もきちんと行いましょう。その後、問題が無いようでしたら再度火を付けて不完全燃焼が起きないか確認してください。問題が無ければ使っても大丈夫です。ただし、たびたび不完全燃焼が起きるようなら、すぐに直ったとしてもガスコンロの寿命だと考えて新しいものとの交換を検討してくださいね。

6-2.不完全燃焼が起きても換気のいい部屋なら問題無いのでは?

完全に風通しがよく密閉度が無い部屋なら、確かに危険は少ないです。しかし、換気のいい部屋なら問題無いと考えることはやめましょう。不完全燃焼の後には、一酸化炭素が多く残っている状態です。換気がいい部屋であっても、そのままいることで簡単に一酸化炭素中毒になる可能性があります。換気のいい部屋であっても、普段から不完全燃焼が起きないようにすることが大切なのです。事故が起こってからでは遅いので、認識を正してくださいね。

6-3.ガスコンロの寿命は何年ぐらいですか?

ガスコンロの寿命は、平均して8年から10年程度となります。つまり、ガスコンロを購入した時点から8年以上使っている場合は、寿命だと考えるべきなのです。寿命を迎えたガスコンロは、ぱっと見で問題が無くても内部の部品が劣化していることがあります。今は問題無く使うことができていても、いつ不具合が起きるかわかりません。寿命を迎えたガスコンロは、できるだけ早く新しいものに買い換えましょう。最新機種は、不完全燃焼や立ち消え防止のための安全装置が付いているなど、何かと便利で安心ですよ。

6-4.ガスコンロを設置するときに必要な条件は何ですか?

ガスコンロの設置に必要な条件については、以下を参考にしてください。

  • 平行な台の上に置くこと
  • 設置したときに周囲の壁から15センチ以上離れていること
  • 窓がすぐ近くにあること
  • 換気扇が近くにあること
  • 天井との距離が1メーター以上あること
  • 周囲に可燃物を置かないこと

狭いキッチンでは、上記の条件を満たしにくいのも事実です。しかし、安全に使用するためにもできるだけ条件の合う場所に設置してください。

6-5.不用になったガスコンロの引き取り依頼はどこにする?

新しいガスコンロの設置をした後は、古いガスコンロの片付けをする必要があります。古いガスコンロについては、業者がサービスのひとつとして無料で行っていることも多いです。もしくは、オプションサービスで有料引き取りの場合もあります。いずれにしても、不用になったガスコンロは、速やかに処分してください。保管しておいても何の役にも立ちません。新しいガスコンロを設置したときに業者に処分してもらいましょう。

まとめ

ガスコンロの不完全燃焼は、とても怖いものです。不完全燃焼に気付かずに、一酸化中毒で命を落としてはなりません。今回、記事で学んだ内容をしっかり頭に入れて、普段から不完全燃焼が起きないように予防することが大切です。しかし、ガスコンロは使用頻度(ひんど)が高いこともあって、故障しやすいのも事実と言えます。不具合を感じたときは、業者に相談することを忘れないでください。また、万が一不完全燃焼が起きたときは、第一に換気を行うことで被害を防ぐようにしましょう。なお、ガスコンロにも寿命があります。寿命を迎えたガスコンロは不完全燃焼のリスクも高いため、新しく買い替えることも積極的に考えてください。