湯シャンプーは本当に効果があるの?湯シャンのやり方とは?

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年を重ねるにつれ、頭髪の悩みを抱える男性は増えていきます。
男性ホルモンの分泌が盛んになるほど、毛髪は薄くなっていくのです。
高価な育毛剤やシャンプーを使用している方もいるでしょう。
しかし、お湯だけで髪を洗う「湯シャン」も注目されています。
そこで、今回は湯シャンプーの効果ややり方についてご紹介しましょう。
シャンプーは髪や皮脂の汚れを落としてくれますが、その一方で肌質に合わないとかえって髪を傷めてしまうのです。
抜け毛や髪の痛みが気になるという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

目次

  1. シャンプーのデメリットとは?
  2. 湯シャンの効果とは?
  3. 湯シャンのやり方とは?
  4. ストレスで皮脂が増える、髪の毛が抜けるって本当?
  5. 急に髪がべたべたしだしたら、皮膚炎かも?
  6. おわりに

1.シャンプーのデメリットとは?

昭和の中ごろまでは、シャワーのある家の方が少なくお風呂を沸かすのにも時間がかかったため、洗髪は1週間に1~2回という人が一般的でした。
しかし、給湯器の技術が向上し浴室にシャワーがつけられるようになると、毎日髪を洗う人も増えていったのです。
また、1980年代後半には「朝シャンブーム」が起こり、1日に2回洗髪する人も珍しくなくなりました。
でも、シャンプーは汚れも落としますがそれととともに皮脂や、皮膚の常在菌(じょうざいきん)なども一緒に洗い流してしまいます。
そのため、かえって抜け毛や頭皮の臭いが強くなってしまったという方もいるのです。
また、シャンプーは人によって合う、合わないの差が激しいもの。
特に、抜け毛防止など薬効成分が強いものは、使いすぎは逆効果になるのです。
皮膚科医の中には、シャンプーは3日に1回くらいがちょうどよいという意見の方もいます。
しかし、「3日もシャンプーをしなければ、髪がべとべとになってしまう」という方もいるでしょう。
そんな方にお勧めなのが「湯シャンプー(以下、湯シャン)」なのです。

2.湯シャンの効果とは?

湯シャンとは、文字どおりシャンプーを使わずにお湯だけで髪の毛や頭皮を洗うことです。
お湯だけで汚れが落ちるのか?と思われますが、40度のお湯で頭皮を洗えばシャンプーを使うのと洗浄力は変わらない、という報告もあります。
40度といえば、お風呂の温度と同じですね。
ただし、あまり熱いお湯で洗うと皮膚に必要な皮脂まで落としてしまいます。
さらに、皮脂の主成分であるタンパク質が固まって毛穴につまってしまうでしょう。
ですから、湯シャンは33度~36度程度のぬるま湯で行ってください。
そもそも、私たちがシャンプーで髪を洗うようになったのは、ここ80年ほどの間だけです。
それ以前は、お米のとぎ汁やフノリをお湯で溶いたもので髪を洗い、ツバキ油などをつけてケアしていました。
それで十分だったのです。
つまり、湯シャンとは洗髪の原点でもあります。

3.湯シャンのやり方とは?

では、湯シャンはどのように行えばよいのでしょうか?
この項では、具体的なやり方をご説明します。

3-1.髪の毛をとかす

シャンプーをする前に、髪の毛を丁寧にブラッシングしましょう。
そうすることで、髪の毛についたほこりや汚れを落とします。
また、指を通りやすくすることで、抜け毛を防ぐのです。

3-2.体を温めたら、ぬるま湯で丁寧に髪を洗う

浴室に入ったら、まずは体を温めましょう。
体を温めたると毛穴が開いて汚れが落ちやすくなります。
温まったら、シャワーの温度を33度~36度にして頭皮と髪を丁寧に洗ってください。
指の腹で5分~10分洗えば十分でしょう。
それではべたべたが取れなかったという場合は、少し温度をあげてください。
洗いすぎは禁物です。
また、塩を少し溶かしたお湯で髪を洗っても皮脂が落ちやすくなります。

3-3.絡まり防止には、お酢を使おう

ロングヘアーの方は、お湯だけでは髪が絡まりやすくなります。
そのため、小さじ2分の1のお酢を洗面器一杯のお湯に溶かして髪をすすいでください。
リンスの代わりになります。
このときのお酢は、米酢など純粋なお酢を使いましょう。
「飲むお酢」などを使うと、砂糖が入ってべたべたしてしまいます。
臭いが気になる人は、クエン酸を溶かしたお湯でも同様の効果があるでしょう。
クエン酸は、100円ショップやホームセンターで手に入ります。

3-4.丁寧に拭く

シャンプーをしたら、バスタオルで押すように髪を拭きます。
ゴシゴシこすると、絡まりやすくなるので注意してください。
これで汚れは十分に落ちました。
湯シャンの効果は半年ほど続けなければ実感できません。
ですから、まずは1か月試してみましょう。
フケや臭いがしなければ、湯シャンでも十分汚れが落ちているのです。
高価なシャンプーを使う必要はありません。
続けてみましょう。

4.ストレスで皮脂が増える、髪の毛が抜けるって本当?

現代はストレス社会と言われています。ストレスが強すぎると、人体にさまざまな影響が出てくるのです。
特に、男性ホルモンの増加は抜け毛の原因になるでしょう。
男性ホルモンと言うと、男性にしか分泌されないようなイメージがありますが、女性でも分泌されます。
また、男性の場合はストレスに対抗しようと分泌が増える場合があるのです。
男性ホルモンが増えると、前述したように抜け毛が増えます。
特に、頭頂部が寂しくなってきたら、男性ホルモンの増加による薄毛の可能性が高いでしょう。
女性の場合も、男性ホルモンが増えれば頭頂部が薄くなります。

5.急に髪がべたべたしだしたら、皮膚炎かも?

頭皮はもともと皮脂が多い場所です。
しかし、特定の細菌が繁殖すると皮脂の分泌が異常に盛んになり、髪の毛がべたべたしたり湿疹(しっしん)ができたりします。
重症化するとひどいかゆみも起こり、皮膚をかきむしってかさぶたができたり脱毛の原因になったりするでしょう。
「急に髪の毛がべたべたしだした」「毎日シャンプーをしているのに、べっとりとしたフケが大量に出るようになった」という場合は、脂漏性皮膚炎という病気の可能性があります。
この場合は、皮膚科での治療が必要です。いくら湯シャンをしても効果がありません。
「たかがフケやべとつきぐらいで」と思わないでください。
加齢によって頭皮の質が変わる場合もありますが、極端に髪がべとつくことなどないのです。
早めに治療を始めれば、その分完治も簡単でしょう。
また、脂漏性皮膚炎は性別や年代を問わずになります。
子どもの髪の毛が急にべたべたしだしたら、皮膚炎を疑いましょう。

6.おわりに

いかがでしたか?
今回は、湯シャンの効果ややり方についてご説明しました。
まとめると

  • 湯シャンは、お湯だけで髪の毛を洗うことである。
  • ぬるま湯で髪の毛を洗うだけで、汚れは十分に落ちる。
  • あまり高い温度で洗いすぎると必要な皮脂まで洗い流すので注意が必要。
  • 極端に頭皮がべたついている場合は皮膚炎の可能性がある。

ということです。
今まで毎日髪を洗っていた人は、湯シャンと通常の洗髪を交互に行ってもよいでしょう。
また、朝は湯シャンで夜はシャンプーを使って洗う方法もあります。
現在は、男性も髪を伸ばしたり染めたりする人が多いです。
しかし、脱色やパーマ、さらに長髪は毛根に負担をかけて薄毛の原因になります。
血族に薄毛の方がいる場合は将来、薄毛になる可能性が低くはありません。
ですから、若いからといって髪に負担をかけすぎないようにしましょう。
また、現在は薄毛を治療する専門の病院もあります。
薄毛を治療したい場合は、お医者さんに相談してみるという方法もあるのです。