石油給湯器の交換時期とは? 耐用年数を知って故障前に買い替えよう!

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

「蛇口をひねればお湯が出る」寒い季節にはなんとありがたいことでしょう。これは給湯器のおかげです。特に、石油給湯器はパワフルな上に経済的で、初期費用も安く済みます。最近はエコフィールという最新型の機器が発売され、燃料の節約がますます可能になりました。そんな石油給湯器ですが、あなたは寿命をご存じでしょうか? 石油給湯器が故障する前にはいくつかの症状を出します。急に故障してしまいお湯が使えなくなると大変です。そこで、故障前に修理や交換を行えるよう、寿命が近づいたときのサインについて解説していきます。

  1. 給湯器の耐用年数について知ろう
  2. 石油給湯器の耐用年数はどのくらい?
  3. 石油給湯器の寿命について
  4. 給湯器の選び方
  5. 給湯器の修理、交換について
  6. 給湯器修理、交換業者を選ぶポイント
  7. 石油給湯器に関するよくある質問

この記事を読むことで石油給湯器の故障を事前に察知して対処することができます。交換修理についても詳しくご紹介しますので、石油給湯器をお使いの方はぜひチェックしてください。


1.給湯器の耐用年数について知ろう

そもそも耐用年数とはどういう意味なのでしょうか? 給湯器の耐用年数について解説します。

1-1.耐用年数って何?

耐用年数とは、長期の使用に耐えらる年数のことです。給湯器を購入して繰り返し使用する中で「どのくらいの期間故障せずに利用できるか?」ということを意味します。

1-2.耐用年数に差が出る要因とは?

耐用年数はさまざまな要因で差が出ます。同じ製品でも使用環境や場所で異なるのです。差が出る要因を確認してみましょう。

1-2-1.設置場所

給湯器は設置場所で寿命が大きく左右されます。屋外に設置するものはさまざまな場面を想定して作られているのですが、それでも以下のような場合は寿命が早まるのです。

  • 屋内用を屋外に置く
  • 寒冷地
  • 塩害被害が多い場所
  • 給湯器の近くに壁や物置がある
  • 配管・排気カバーがない
  • 湿気が多くほこりが溜(た)まりやすい
  • 雨が吹き付ける

屋外設置の給湯器は防水加工されています。しかし、雨が激しく吹き付ける場所では、寿命に影響があるでしょう。塩害被害のある場所・寒冷地では専用の機器を取り付けなければなりません。通常の機器ではすぐに故障してしまうのです。また、給湯器本体の正面やサイドは60㎝以上開ける必要があります。吐き出した排気を給気口から吸い込み、機器内部を損傷する恐れがあるのです。排気カバーは排気の方向を変える道具ですが、寿命を延ばす効果もあります。

1-2-2.使用方法

”寒冷地用で一般的な機器を使用する””家庭用機器を業務用で使う”などの使用方法は、寿命を早める原因です。石油給湯器の場合、石油が完全になくなる前に補充しておかなければ、故障の原因になります。また、浴槽にある循環フィルターの掃除は定期的に行う必要があるでしょう。掃除を怠るとゴミや髪の毛が循環アダプターに入り込み故障の要因になるのです。

1-2-3.水質

給湯器は水質にも影響を受けます。たとえば、井戸水や地下水です。井戸水や地下水は自然の水で、一見すればキレイで水質もよく感じます。しかし、井戸水に含まれる異物が配管内に付着する恐れもあるのです。異物のために漏水し、耐久性を損なうこともあります。

1-2-4.入浴剤の使用

給湯器の配管は金属でできています。金属は入浴剤に含まれる硫黄や酸・塩分に弱く、劣化の原因になるのです。硫黄や酸を含む入浴剤をよく使う方は、給湯器の寿命を早めています。白く濁るタイプの入浴剤は追い焚(だ)きの際に成分が配管に沈殿し、大きなダメージを与えてしまうでしょう。使用する入浴剤の成分には十分気を付けなければなりません。

1-3.燃料によって違いはある?

給湯器に使われる燃料は以下の種類があります。

  • ガス:ガス給湯器
  • 石油:石油給湯器
  • 電気:電気温水器
  • 空気:エコキュート

それぞれメリットデメリットはありますが、燃料の違いでも耐用年数が変わります。ガス給湯器はガス、石油給湯器は灯油を使ってお湯を沸かす機器です。現在では、空気でお湯を沸かすエコキュートが一番耐用年数が長いと言われています。エコキュートの耐用年数は15年です。