
バスタイムの上手な過ごし方!お風呂の時間を有効活用しよう!
2016/03/25
お風呂文化が根強い日本では、バスタイムは非常に需要な時間です。お風呂の楽しみ方には、『アロマや入浴剤で入浴を楽しむ』『音楽でリラックスする』など多くの方法があります。バスタイムを有効活用して過ごすことは、ストレスの多い現在社会では非常に重要な癒(い)やしといえるでしょう。お風呂を快適なリラックスタイムに変える方法と、お風呂で得られる心理効果などについて、詳しくご紹介しましょう。
1.お風呂を安全なリラックスタイムにしよう!
お風呂は日本人にとって非常に大切な時間です。特にお風呂好きな方にとっては、楽しみの多い時間といえるでしょう。バスタイムを快適なものに変える前に、お風呂の効果についてご紹介します。
1-1.長風呂は体に悪い?
お風呂好きにとって非常に重要なのが、長風呂が健康に与える影響です。長風呂が健康に悪いというようなことはありません。しかし、長風呂のデメリットには“脱水症状”や“髪や肌へのダメージ”などがあるため注意が必要です。脱水症状や髪や肌へのダメージも適切に対処すれば問題はありません。長風呂は水圧などの影響で心臓に負担がかかるため、心臓病や高血圧などの持病がある方の場合には医師に相談しながら入浴時間を調節しましょう。
1-2.適切な入浴時間とは?
適切な入浴時間は30分~1時間程度が目安です。長風呂が好きな方も多いのですが、最長でも2時間程度までに抑えるようにしましょう。
1-3.お風呂が心を癒(い)やす?
お風呂の効果として最近注目を集めているのが、お風呂の癒(い)やし効果です。入浴には“睡眠改善効果”や“ストレス解消”効果など非常多くの心理効果があります。心理面で非常に効果のあるお風呂をさらに楽しく効果的に過ごすための方法もさまざまです。バスタイムはアイデアしだいで癒(い)やし効果を高めることもができます。自分に合った快適なバスタイムを探すのもお風呂の効果を高める方法といえるでしょう。
2.バスタイムの注意事項!上手なお風呂の入り方
バスタイムを安全に楽しむためには、いくつかの注意事項があります。
上手なお風呂の入り方についてご紹介しましょう。
2-1.熱すぎるお風呂は入らない
熱いお風呂は血圧急上昇などの影響が現れるため非常に危険です。お風呂の最適温度は38~40度が理想の温度になります。通常の感覚ではやや低い温度ですが、ややぬるい程度の温度がリラックスできる温度なのです。
2-2.血圧に注意
入浴は血圧に影響を与えます。入浴後の血液の変化は“のぼせ”や“めまい”などの症状の原因になるため注意が必要です。持病などがある場合には、深刻な事故時つながることもあります。血圧に異常がある場合には、長時間の入浴は控えましょう。
3.上手なバスタイムの過ごし方
3-1.アロマで上手にリラックス!
アロマはバスタイムのリラックスタイムを高めるためのマストアイテムです。お風呂の癒(い)やし効果を高めるアロマについてご紹介しましょう。
3-1-1.柑橘(かんきつ)系
気分を明るく、さわやかな気分にするアロマです。お風呂と相性も良く、入浴剤にも多く使用されています。柑橘(かんきつ)系は、気分をポジティブにしたいときにおすすめです。
3-1-2.フローラル系
甘い花の香で優雅な気分になるアロマです。花の種類によって香や効果が異なるのが特徴になります。フローラル系は、優雅にバスタイムを楽しみたいときにおすすめです。
3-1-3.ハーブ系
薬効のあるハーブを中心に、さまざまな効果があるアロマです。種類によって効果はさまざまですが、疲労を軽減する効果が高いのが特徴になります。ハーブ系は、疲れを癒(い)やしたいときにおすすめです。
3-1-4.樹木系
森林浴のような気分になるアロマです。清涼感がありリフレッシュ効果の高いものが中心になります。樹木系はイライラを解消したいときにおすすめです。アロマは状況に合わせて適切なものを選ぶのが上手なバスタイムの楽しみ方といえるでしょう。
3-2.バスオイルでスキンケアをしよう!
お風呂は肌の保湿に良い影響を与えるように思えますが、実は逆効果なのです。長時間の入浴は肌の油分を取り除いてしまい、乾燥肌の原因になります。そこで、長風呂を楽しむためにはスキンケアが欠かすことができません。お風呂のスキンケアに効果的なバスオイルの使い方をご紹介しましょう。
バスオイルの使い方
バスオイルに使用するオイルは、エッセンシャルオイルであればどのようなオイルでも構いません。エッセンシャルオイルは不純物・添加物のないものを選びます。エッセンシャルオイルだけでは刺激が強い場合には“オリーブオイル”“グレープシードオイル”で薄めましょう。エッセンシャルオイルに加えて“スキムミルク”や“はちみつ”でスキンケアの効果を高められます。
バスオイルに使用する材料の量は…
- エッセンシャルオイル:1~5滴
- スキムミルク:大さじ1~4杯
- はちみつ:大さじ1~2敗
上記の数量が一般的です。バスオイルを使用して肌に異常が現れた場合には、医師に相談するようにしましょう。
3-3.音楽で楽しいお風呂時間!
好みの音楽を聴くことは、楽しく時間を作るための演出です。
お風呂で音楽を聴くのも非常に良い気分転換になります。
最近ではお風呂専用スピーカーなども販売していますが、今回は簡単で安く使用できる防水対策についてご紹介しましょう。
3-3-1.食品保存用ビニール袋
食品保存用のファスナー付きのビニール袋にスマホや携帯音楽プレーヤーを入れることでお風呂でも安全に使用することができます。タッチ操作も可能で音楽以外にも、メールやインターネットをお風呂で楽しめるのです。水没が心配な場合には、2重ファスナーの付いたものを使用しましょう。
3-3-2.食品保存用プラスチック容器
ビニール袋では不安な場合には、食品用保存用のプラスチック容器に入れて音楽を聴くのも一つの方法です。ロック機能のあるプラスチック容器であれば、水没の心配はほとんどありません。プラスチック容器では、操作ができないため音楽ファイルの“マイリスト”を作っておくのも良いでしょう。
4.美容に効果的な入浴方法とは?
4-1.半身浴と全身浴を使い分けよう!
半身浴と全身浴どちらが美容に効果的なのでしょうか?実は、半身浴と全身浴はどちらも美容に効果があるのです。効果や目的によって使い分けましょう。半身浴と全身浴に特徴ついてご紹介します。
半身浴:温度38前後・入浴時間30分~1時間
半身浴は長時間の入浴に向いています。長時間の入浴の効果は、
- 発汗によるデトックス
- 血行促進
- ストレスの解消
などの効果があります。長時間の入浴でも、半身浴であれば心臓や血圧への心配はありません。半身浴で寒さが気になった場合には“浴室にお湯をまく”“お湯を肩からかける”などの対策をしましょう。
美容に効果的な全身浴:温度39~42度・入浴時間10~20分
全身浴は短期間で入浴の効果を得られる入浴方法です。全身浴の効果は、
- 血行の改善
- ダイエット効果
- リフレッシュ効果
などがあります。
血行の改善によって新陳代謝を高める効果がありますが、体への負担も大きいので注意が必要です。入浴中に軽いストレッチなどをおこなうことで入浴効果を高めることができます。お湯の温度や入浴時間は体に負担がかからないように注意しましょう。
4-2.大切なのは入浴後のスキンケア
美容に良い入浴方法のなかでも最も大切なのは、入浴中ではなく“入浴後のスキンケア”なのです。入浴後は化粧水による水分補給よりも、入浴によって失ってしまった油分の補給が重要になります。入浴後に肌が乾燥してしまうことは、シミやくすみの原因になるのです。入浴後はしっかりとスキンケアで乾燥対策をしましょう。
まとめ
長風呂は体に毒というようなイメージは誤解です。長時間の入浴も適切におこなえば、ストレス解消やリラックス効果などの効果が得られます。一言で入浴といっても“体の疲れをとる入浴”“気分をリフレッシュする入浴”“美容に良い入浴”など状況によって入浴方法が異なるのです。自分に合った入浴方法を探すためには、いろいろと試行錯誤することも大切になります。