給湯器の交換周期について知りたい。何年使ったら交換時期?

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

給湯器は、電気・ガス・灯油などを使ってお湯を沸かし、浴槽をはじめとする家の各所へお湯を給湯するための器具です。現在では、ほとんどの家に標準装備として設置されているでしょう。その分、急に故障するととても困ります。給湯器は電子レンジや冷蔵庫といった家電と同じように、寿命がある器具です。
そこで、今回は給湯機の交換周期について解説しましょう。

  1. 給湯器の寿命と交換周期について
  2. 給湯器の選び方
  3. 給湯器を交換してくれる業者の選び方
  4. 給湯器の交換に対するよくある質問

この記事を読んでいれば、給湯器の急な故障に慌てることもなくなります。給湯器の交換周期や交換時期を知りたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.給湯器の寿命と交換周期について

はじめに、給湯器の寿命や交換周期について解説します。平均して何年くらいなのでしょうか?

1-1.給湯器の寿命はどのくらい?

給湯器の寿命は、平均して8~13年といわれています。もちろんこれはあくまでも目安であり、使い方や頻度によってもっと短くなることもあれば、15年以上問題なく使えることもあるでしょう。しかし、8年以上使っている給湯器は、いつ寿命がきてもおかしくない、と考えましょう。
なお、給湯器はガス・電気・灯油を燃料としてお湯を沸かしますが、燃料による寿命の違いはあまりありません。

1-2.給湯器の寿命を縮める原因とは?

給湯器の使用頻度が多ければ、どうしても部品の劣化が早くなり寿命も短くなります。しかし、使用頻度以外にも以下のような理由で、寿命が短くなることもあるでしょう。

  • 入浴剤を入れたお湯を追い焚きする(給湯管に入浴剤の成分が付着し、詰まる)
  • 石灰などの成分を多く含む水を使用している(給湯管にカルシウムが付着する)
  • 排気カバーや配管カバーが適切につけられていない
  • 給湯器本体が風通しの良くない場所に設置されている

1-3.給湯器の寿命の際に現れる症状

給湯器の寿命が近づくと、

  • お湯の温度が一定にならない
  • 液晶パネルにエラーコードがつく
  • 給湯が途中で止まる
  • 指定した温度より高すぎたり低すぎたりするお湯が出る
  • 給湯器から煙が出たり異音が聞こえたりする

といった症状が出ます。これらの症状はすぐに収まることもありますが、一度でも症状が出たら業者に給湯器の様子を見てもらいましょう。

1-4.給湯器の交換周期について

給湯器の部品は、製品の生産が終了した後も10年間は供給され続けるのが一般的です。つまり、製造後10年以上経過した給湯器は、故障をしても部品の交換ができない可能性もあります。ですから、10年を交換周期の目安と考えましょう。また、7,8年目で故障した場合は修理を行うこともできますが、ほかの部品の劣化具合も考えると買い替えた方がお得、ということもあります。

2.給湯器の選び方

この項では、給湯器の選び方の一例を紹介します。何を基準に選んだらよいのでしょうか?

2-1.燃料の種類で選ぶ

給湯器はガス・電気・灯油といった燃料の種類があります。もっとも一般的な給湯器はガスですが、飲食店など大量のお湯を使う場合は、灯油の方が費用が安く済むというケースもあるでしょう。また、電気の場合は使うたびにお湯を沸かす瞬間型のほか、電気料金が安い深夜にお湯を沸かして給湯器内に貯めておく貯湯式というものもあり、選択肢が豊富です。
なお、燃料をガスから電気などに交換する場合は、より工事が大掛かりになりますので、日程的に余裕をもって行いましょう。マンションは全戸で規格が統一されていますので、給湯器の種類を交換することが難しいケースもあるため、注意が必要です。

2-2.号数で選ぶ

給湯器には号数があり、番号が大きいほど一度に沸かせるお湯の量も増えますが、費用もかかります。家族の人数やライフスタイルの変化によって、もっと大きく(小さく)したいという場合は、号数を変えましょう。なお、浴室乾燥や床暖房など機能がたくさんついている給湯器の場合は、必然的に号数も大きくなって値段も高値です。

2-3.機能で選ぶ

給湯器は単にお湯を沸かす機能のほか、床暖房や浴室乾燥などの多機能のものもあります。また、エコジョーズやエコキュートのような次世代型給湯器は、今まで排熱として空気中に放出されていた熱を再度取り込んで給湯に利用することで、省エネが可能です。ごく一般的な給湯器も新しいものの方が省エネ仕様となっているので、10年以上使っている給湯器は壊れなくても買い替えた方がお得ということもあります。

2-4.価格相場や注意点

給湯器は、高機能で一度に大量のお湯を沸かせるものほど高くなります。シンプルにお湯を給湯するだけの給湯器は10万円前後、高機能なものや次世代型給湯器は15万~20万円代が相場です。次世代型給湯器に交換したついでに床暖房などの機能をつけたいという場合は、家のリフォームなどに合わせて給湯器を交換するとよいでしょう。

3.給湯器を交換してくれる業者の選び方

給湯器の販売や取り付け工事は、ガス会社や電力会社の直営店や住宅設備機器の設置業者などが行っています。直営店の場合は、ガス会社ならばガス給湯器しかありません。いろいろなタイプの給湯器を比較して購入したいという場合は、環境ネットショップのような住宅設備機器の設置業者がおすすめです。
業者によっていろいろな特徴がありますが、給湯器を交換する場合はアフターフォローが手厚い会社の方がよいでしょう。万が一不具合があってもすぐに業者が駆けつけてくれるならば、安心できます。

4.給湯器の交換に対するよくある質問

Q.賃貸住宅の場合は、給湯器の交換時期が来たらどうしたらよいでしょうか?
A.大家さんや管理会社に連絡してください。交換してくれます。

Q.給湯器を交換するうえで注意点はあるでしょうか?
A.号数が大きいものや高機能の給湯器は大型です。設置場所を確保できるか確認しましょう。

Q.給湯器の交換はどのくらいの時間がかかりますか?
A.単純に交換するだけでしたら数時間で終わるでしょう。燃料が違う給湯器を取り付けたりする場合は、丸1日かかる場合もあります。

Q.給湯器は型落ち品の方が安いのでしょうか?
A.はい。新モデルが出ると旧モデルが安くなりますので、ねらい目でもあります。

Q.給湯器の交換は素人でも可能ですか?
A.ガス給湯器を設置する場合は、ガス可とう管接続工事監督者や内管施工士といった資格が必要です。自宅のものを交換する場合は無資格者が行っても罪には問われませんが、やはり業者に依頼しましょう。

5.おわりに

いかがでしたか。今回は、給湯器の交換周期について解説しました。給湯器の故障は冬に増加します。冬場に壊れると日常生活が不便になるうえに、取り換え工事まで時間がかかることがあるでしょう。前述したような不具合が起こった時点で業者に給湯器の状態を見てもらい、交換を検討してください。