追い焚き機能付きの風呂で入浴剤は使えない? 循環式の浴槽で注意することは?

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追い焚き機能付きの風呂は、お湯が冷めても再度温めることができるのでとても便利です。特に冬場や家族の人数が多い家庭では、重宝しますよね。しかし、追い焚き機能付きであるために、入浴剤の使用を控えていることでしょう。入浴剤を使いたくても、風呂がまを傷める恐れがあるとなれば戸惑ってしまうものです。

そこで今回は、追い焚き機能付きのお風呂で入浴剤を使用することについて詳しく解説します。

  1. 追い焚き機能に入浴剤はどう影響する?
  2. 追い焚き機能付きの風呂で入浴剤を使用するには?
  3. 追い焚きと入浴剤に関するよくある質問

この記事を読むことで、追い焚きと入浴剤の関係を理解し、安全に使用できるようになります。入浴剤を使うリスクがわかれば、安全に使用することが可能です。まずは、記事を最後まで読んで必要な知識を身に付けてくださいね。


1.追い焚き機能は入浴剤にどう影響する?

まずは、追い焚きと入浴剤の関係について学びましょう。入浴剤を使うことの可否や注意点などを解説します。

1-1.本来はNG行為

お湯を足すだけの給湯器なら、入浴剤を問題無く使うことができます。しかし、追い焚きを使いたいのなら基本的にはNGだと考えましょう。多くの給湯器メーカーでは、説明書にも載っているとおり、入浴剤の使用を禁止しています。本来、入浴剤は使用できないものであることを認識しておきましょう。

1-2.入浴剤を使ってはいけない理由

入浴剤を使ってはいけない理由は、風呂がまを傷めてしまうからです。風呂がまには金属が使われています。入浴剤が混ざったお湯と触れることで化学反応を起こす可能性があるため、使用を禁止しているのです。

1-3.入浴剤を入れて追い焚きを使うとどうなる?

入浴剤を入れたお湯で追い焚き機能を使うと、風呂がまの内部の金属が腐食してしまいます。また、入浴剤の成分が長時間とどまることで腐食が広範囲に進み、不具合や故障の原因となるのです。そのため、入浴剤が入ったお湯で追い焚き機能を使うことは致命傷を招きます。

1-4.避けるべき入浴剤の種類は?

たとえば、温泉地で販売している「湯の花」は使用してはいけません。「湯の花」のように硫黄の臭(にお)いが強いものは、強酸性であることを意味しています。つまり、風呂がまの腐食を強力に進めてしまうのです。入浴剤の成分を確認して、強酸性・酸性となっているものは避けた方がいいでしょう。また、花びらやおもちゃなどが入っているものは配管がつまってしまう恐れがあるので避けてください。

基本的に入浴剤を入れたら追い炊きをしてはならないんですね。
はい。追い炊きをする予定がある日は入浴剤を使わないようにしましょう。

2.追い焚き機能付きの風呂で入浴剤を使用するには?

追い焚き機能付きの風呂でも、気を付けることで入浴剤を使用できます。守るべき点と注意点について学びましょう。

2-1.循環させないこと

追い焚き機能付きの風呂でも、循環させなければ入浴剤を使用できます。循環させなければ、入浴剤の成分で風呂がまの金属が腐食することもありません。好みの入浴剤を使って入浴タイプを楽しんでください。ただし、いつものくせでうっかり追い焚き機能を使わないように注意しましょう。

2-2.使用できる入浴剤は?

入浴剤の使用説明欄に「浴槽を傷めない」との表示があるものは安心して使うことができます。購入するときには、使用説明欄を確認する習慣を付けておきましょう。ただし、追い焚き機能を使用していいということではありません。あくまでも、入浴剤の中では問題が少ない程度に考えておきましょう。

2-3.そのほかに守るべきこと

入浴剤を使った後は、すぐにお湯を抜いておきましょう。お湯を残しておくことでうっかり追い焚きをしてしまうことを避けることができます。また、バスタブをシャワーで流して入浴剤の成分が残らないように注意してください。とにかく、入浴剤の成分を徹底的に排除しておくようにしましょう。

2-4.入浴剤を使用するときの注意点

循環させなければ入浴剤を使うことは可能です。しかし、風呂がまの故障など不具合が出たときは、メーカーの保証対象外となるので注意しましょう。保証期間内であっても、メーカーが禁止している行為をした場合は無償修理の対象にはならないのです。不具合が発生したときは、自費修理となることを覚えておきましょう。

風呂釜を傷めないと書いてあるものでも注意が必要ですね。
はい。基本的に追い焚きをしないようにしてください。

3.追い焚きと入浴剤に関するよくある質問

最後に、追い焚きと入浴剤に関するよくある質問に回答します。追い焚き機能がある風呂でも入浴剤を使いたい人は必ず目をとおしておきましょう。

Q.手作りの入浴剤なら使っても大丈夫なのでは?
A.手作りの入浴剤であっても、風呂がまを傷める成分が入っていれば同じことです。また、手作りの入浴剤は市販のものより粒子が粗く、水に溶けきれないままバスタブに残ってしまうことがあります。きちんと流さないでいた場合、追い焚き機能を使用すると風呂がまの中に入り込んで腐食を進めることがあるので気を付けましょう。

Q.入浴剤を薄めて使えば追い焚き機能を使ってもいいのでは?
A.確かに、規定よりの少ない量で入浴剤を使うのであれば、風呂がまを傷めるリスクも減ります。しかし、追い焚き機能を使うことによって風呂がまの内部に入浴剤の成分が入り込むことには違いありません。むしろ、薄めて使うことで安心してしまい、追い焚き機能を使うことに抵抗が無くなってしまうでしょう。追い焚き機能の使用を継続することによって、故障のリスクは高まる可能性があります。

Q.入浴剤を使用しているときに追い焚き以外に注意する機能は?
A.自動運転機能に注意しましょう。高機能な給湯器には、お湯の温度を自動調節したりお湯の量を一定に保つ機能が付いていたりします。自動的に追い焚き機能が働く可能性もあるので、自動運転機能はオフにしておきましょう。また、バスタブの中でお湯をかき混ぜすぎないようにしてください。お湯の勢いで入浴剤の成分が、給湯器の内部に入り込む可能性があります。

Q.お湯を足す方式の給湯器なら入浴剤を使えますか?
A.湯温調整ができる給湯器の中には、追い焚き方式(循環式)ではなく「足し湯方式」を採用しているものもあります。すでに給湯したお湯を再度沸かすのではなく、新たに沸かしたお湯を足していく方式です。そのため、入浴剤を使っても風呂がまを傷めることはありません。念のため、「足し湯」方式であるか確認してから使用しましょう。

Q.入浴剤を使用中にうっかり追い焚きしてしまったときの対応方法は?
A.まずは、ただちに追い焚き機能を中止してください。次に、速やかにお湯を抜き、シャワーでバスタブ内をよく流して排水します。再びお湯を張って、排水してください。1回のうっかりミスだけならば、きちんと応急処置を行うことで影響は最低限で済みます。念のため、業者に連絡して点検をしてもらうと安心です。

まとめ

今回は、追い焚きと入浴剤について詳しく解説しました。ここまで読み終えた人は、追い焚き機能付きの風呂でも入浴剤を使用するコツがわかったはずです。給湯器を傷めずに入浴剤入りのお湯を楽しむためにも、何度も記事を読んで必要なことを頭に入れてください。いずれにしても、入浴剤と追い焚き機能は同時に利用しないようにしましょう。なお、給湯器に不具合や故障があるときは、修理や交換を検討してください。信頼できる業者に依頼して、定期チェックとメンテナンスを行えば長く使うことができますよ。