エコフィールとエコジョーズの違いが知りたい! どちらを選ぶべき?

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エコジョーズとエコフィールは、最小限のエネルギーを使ってお湯を沸かすことができるエコ給湯器です。この2つは、それぞれ異なる特徴を持っています。違いをきちんと把握しておけば、家庭に適した種類を選び上手に使うことができるでしょう。

そこで本記事では、エコジョーズとエコフィールの違いを詳しく解説します。

  1. エコフィールとエコジョーズの違いは?
  2. エコフィールとエコジョーズ、どちらを選ぶべき?
  3. エコフィール・エコジョーズを選ぶ際の注意点
  4. エコフィールとエコジョーズに関してよくある質問

この記事を読むことで、エコフィールとエコジョーズの違いが分かります。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。


1.エコフィールとエコジョーズの違いは?

エコフィールとエコジョーズの区別を把握するためにも、それぞれの特徴と両者の違いをハッキリ理解しておきましょう。

1-1.エコフィールの燃料は灯油

灯油を燃焼させた排ガス中の熱を、回収し再利用して熱効率を高めた新しい石油給湯器のことを、エコフィールといいます。エコフィールは、従来の石油給湯器は異なり、熱効率を約95%に高めているのが特徴です。そのため、灯油の使用量を極力減らし、二酸化炭素の排出量を削減することができる地球にやさしいエコ給湯器の仲間となります。また、灯油が燃料なので、都市ガスやプロパンガスが供給されていない地域にうってつけの給湯器といえるでしょう。

1-2.エコジョーズの燃料は都市ガスまたはプロパンガス

少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器のことを、エコジョーズといいます。エコジョーズは都市ガスやプロパンガスが燃料です。エコフィールが潜熱回収型石油給湯器なら、エコジョーズは潜熱回収型ガス給湯器となります。両者の仕組みはほとんど同じですが、燃料が異なる点が大きな違いなのです。

1-3.初期費用は同程度

熱交換率が高いエコ給湯器は、初期費用が高い点が手に出しにくい理由の1つです。エコジョーズは20万円~40万円、エコフィールは30万円程度で設置できます。エコフィールは、一般的な石油給湯器に比べると高値です。また、設置費用は給湯器交換業者によって価格差があるため、設置前に見積書を確認したほうがいいでしょう。

1-4.エコフィールは灯油価格でランニングコストが変化する

エコジョーズは燃料がガスなので、ガス会社と契約するプラン内容によってはお得に利用できます。一方、エコフィールは燃料が灯油なので、ガスよりも安価です。しかし、現在は灯油の価格が上昇傾向にあるため、将来的なランニングコストが不透明になります。また、灯油を自分で買いに行ったりガソリンスタンドで配達を頼むコストなども考える必要があるでしょう。

1-5.設置条件にも大きな違いがある

エコジョーズとエコフィールでは、設置条件にも大きな違いがあります。エコジョーズはタンクが不要なのでほとんど場所を取りません。隣家との間隔が狭い場合でも設置できます。しかし、エコフィールは給油器だけでなく、灯油タンクの設置が必要です。なお、給油に必要なスペースも確保しなければならないため、ある程度の空間を確保しなければなりません。給油ポンプの騒音はやや大きめなので、近所迷惑になる可能性もあります。設置スペースが確保できても、騒音の問題にならない隣家との間隔を考慮する必要があるでしょう。

1-6.メンテナンスの頻度にも注目!

給湯器を長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。基本的に、ガスは自分で補てんする必要がないため、業者による定期的メンテナンスを行っていれば安全して使い続けることができます。しかし、エコフィールは自分で灯油を補てんすることになるため、大きな負担になるでしょう。特に、寒い冬に外の給湯器に灯油を入れるのは、とても大変なことです。エコジョーズよりもエコフィールのほうが、メンテナンスに手間と時間がかかります。

2.エコフィールとエコジョーズ、どちらを選ぶべき?

それでは、エコフィールとエコジョーズ、一体どちらを選べばいいのでしょうか。

2-1.設置条件とメンテナンスを考慮して決める

それぞれの違いを理解した上で、押さえておきたい選び方のポイントは、設置条件メンテナンスの2つです。
前述したとおり、エコフィールは灯油タンクや給油に必要なスペースが必要なので、設置場所に余裕がある家庭でなければなりません。設置場所に余裕がない方は、エコジョーズのほうがいいでしょう。
また、手間をかけずに快適な生活をしたい方はエコジョーズ、給油時期の判断など細かい作業が苦にならない方はエコフィールがおすすめです。
以下に、エコジョーズ・エコフィールに適した人の特徴をそれぞれピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

エコジョーズが合っている人

  • 燃料切れが許せない
  • 細かい作業や力仕事が苦手
  • 楽にメンテナンスしたい
  • 設置スペースが限られている

エコフィールが合っている人

  • 貯油量の把握や給油時期の判断が苦ではない
  • 力仕事が得意
  • 設置スペースが広い

2-2.エコ給湯器の実績豊富な業者を選ぶこと

適切な給湯器を正しく設置できるか否かは、業者選びにかかっています。新しく買い換える場合も故障で新しくする場合も、給湯器設置業者へ依頼することになるでしょう。その際に、注目してほしいポイントが以下のとおりです。

  • 給湯器の種類が豊富か
  • ガス給湯器・石油給湯器の設置実績があるか
  • 最新の給湯器が安価で購入できるか
  • 有資格者が設置工事を行っているか
  • 即日対応が可能か
  • 無料相談・無料見積もりを受けつけているか
  • 口コミ・評判がいいか
  • 適切なアドバイスをしてくれるか
  • スタッフの対応が丁寧かつスピーディーか
  • メーカー保証と工事保証が充実しているか

2-3.設置までの流れを紹介!

給湯器設置業者へ依頼してから設置までの流れを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  1. ホームページまたは電話から無料見積もりを依頼する
  2. スタッフによる現地調査を行い、具体的な見積もりをプランが提示される
  3. 納得すれば発注→商品が届き次第工事を開始
  4. 希望日時に取付工事を行い、完了後に支払って終了

具体的な工事内容や流れに関しては、業者へ確認してください。現地調査によっては、工事内容と見積書が異なることもあります。疑問点があれば、その場で解決したほうがトラブル回避につながるでしょう。

2-4.給湯器本体価格+取付工事費がかかる

給湯器の設置にかかる費用は、給湯器本体価格+取付工事費の合計金額です。給湯器・住宅設備を激安販売・設置工事を行っている給湯器設置・交換ガイドの場合、標準工事費用は以下のとおりとなります。

  • ガス風呂給湯器:41,000円(税込)
  • ガス給湯器:35,000円(税込)
  • 高温水供給式タイプ:38,000円(税込)
  • エコジョーズ:44,000円(税込)

エコジョーズやエコフィールなどの最新エコ給湯器は、ほかの給湯器よりも取付工事費がかかる傾向があります。また、本体価格も約20万~40万円と高めなので、入念に見積書を確認してください。できるだけ、費用を安く抑えたい方は、取付工事付き商品を選ぶといいでしょう。取付工事付き商品は、給湯器本体と工事費用がセットになっており、別々で頼むよりもお得です。

2-5.不正を働く悪質な業者に要注意

「取り付けた後に不具合が起きた」「見積書には記載されていなかった追加料金を請求された」など、給湯器設置業者との間でトラブルが相次いでいます。給湯器の設置工事は手抜きしやすい工事なので、慎重に業者を選ばなければ失敗してしまうでしょう。前述した選び方のポイントをチェックし、複数の業者を比較してくださいね。

3.エコフィール・エコジョーズを選ぶ際の注意点

ここでは、エコフィール・エコジョーズを選ぶ際の注意点を紹介します。

3-1.何を優先して選ぶのかハッキリする

給湯器選びで間違える人の多くは、目的がハッキリしないまま選んだことが原因です。エコジョーズとエコフィールそれぞれの特徴を把握すると同時に、給湯器を使用する目的を明確にしてください。お湯切れや燃料切れを避けたい方はエコジョーズ、灯油タンクが設置されている住まいの方はエコフィールが最適でしょう。

3-2.悩んだときは専門業者に相談する

エコフィールかエコジョーズが悩んだときは、給湯器に詳しい専門業者へ相談するのが1番です。素人では分からないことを分かりやすく説明してくれるので、自分たちに適した給湯器選びができるでしょう。相談する際は、要望をできるだけ具体的に伝えてくださいね。現場調査の場合は、設置スペースの相談もしたほうがいいでしょう。

4.エコフィールとエコジョーズに関してよくある質問

エコフィールとエコジョーズに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.どちらのほうが選ばれているのか?
A.どちらかといえば、ガスを燃料としているエコジョーズのほうが選ばれ使用されている傾向にあります。目に見えるコストとしてはエコフィールのほうがお得に感じますが、コストパフォーマンスを総合的に見ると、エコジョーズのほうが多少優れているようです。また、灯油を買ったり追加したりするという手間と時間がかかりません。省スペースでも設置できるエコジョーズのほうが使用率が上がっています。

Q.エコフィールにはどんなタイプがあるのか?
A.使用目的に応じたいくつかのタイプがあります。主なタイプは、フルオート・お湯張り・自動ストップ・追い炊き・自動保温・自動足し湯・残り湯の沸かし直しなどです。さまざまなタイプや機能があるため、予算と比べながら必要なタイプを選んでください。

Q.エコジョーズのデメリット・問題点は?
A.省エネたっぷりのエコジョーズでも、デメリットと問題点があります。たとえば、ドレン配管工事が必要なことです。ほかにも、一般的な給湯器よりも高い・オール電化と比べると知名度が劣る・エネファームやエコウィルよりも節約効果が低いことがあります。デメリットをしっかり把握しておくと、より適切な給湯器が設置できるはずです。

Q.なぜエコジョーズは効率よくお湯が沸かせるのか?
A.従来型の熱源機は、約200℃の排熱がそのまま外へと流れていました。しかし、エコジョーズは余った熱を有効に利用し、再び水を温めるエネルギーとして使用しているのです。そのため、従来よりも少ないガスの消費量で効率よくお湯を沸かすことができます。排気熱も約50℃に下がるため、地球にやさしくなるのです。

Q.初期費用を安く抑えるポイントは?
A.エコ給湯器の設置に関する補助金制度を利用する方法があります。補助金制度は国や自治体など、それぞれで提供されているので、地域で募集されているかチェックしてください。ただし、受けられる補助金には条件が決められています。

まとめ

エコフィールとエコジョーズはエコ給湯器です。同じエコ給湯器でも、燃料のほか、設置条件やメンテナンスなどで大きな違いがあります。エコ給湯器だからと、適当に選んでしまうと後悔することになるので注意が必要です。家庭に適した給湯器を選ぶためには、それぞれの特徴をきちんと把握しておかなければなりません。そして、悩んだときには、給湯器販売業者に相談しましょう。