【保存版】給湯器の安全装置を解除するために必要なこと3つと注意点!

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1年中温かいお湯を作る給湯器は、今や生活の必需品ですよね。最近では安全装置の精度が向上しているため、使い方を誤るとロックがかかることもあります。”安全装置が作動して動かなくなった”と困ってしまう方も多くなりました。突然温水が出なくなり慌てて給湯器をいじると故障の原因になります。ガス漏れや一酸化炭素中毒などの大事故につながる恐れもあるのです。そこでこの記事では、給湯器の安全装置を解除する方法について詳しく解説していきます。

  1. 給湯器の安全装置について
  2. 給湯器の安全装置が作動した場合
  3. 給湯器のトラブル~業者選びのポイント~
  4. 給湯器の安全装置に関するよくある質問

この記事を読むことで、安全装置が作動した場合の対策について知ることができます。突然のトラブルでも慌てず対処できるようになるでしょう。給湯器は安全に見えてもガス機器ですから、取り扱いには注意が必要です。事故を防ぎ、安心安全に使うためにも必ず知っておきたい記事内容となっています。ぜひ目をとおしておきましょう。


1.給湯器の安全装置について

この項では、知っておきたい安全装置の基礎知識について解説していきます。安全装置の役割を見てみましょう。

1-1.安全装置とは?

給湯器には、適切な温度で安全に使用するための安全装置が付いています。事故や故障を防ぐために多くの技術が導入され、私たちの生活を守っているのです。屋内設置型の給湯器では過去、給湯器の劣化による不完全燃焼で一酸化炭素事故が発生しました。事故を踏まえ、現在販売している給湯器にはさまざまな安全装置が搭載されています。

1-2.安全装置が必要な理由

給湯器は蛇口を開けてから水が給湯器内に流れ、水流のスイッチが入ります。次に炎を燃やすためのファンが回り、空気を送るのです。点火するためのプラグが発火、そこにガスを送り着火します。給湯器に搭載しているさまざまな機能を見てみましょう。

  • 水量センサー:お湯を沸かすために水量を読み取るもの
  • 燃焼ファン(ファンモーター):ガスを燃やすための空気を送り出す(送風機)
  • イグナイター:ガスを点火するための装置
  • ガス比例弁:ガスの量を適切に制御する
  • ガス電磁弁:ガスの開閉を行う
  • 給湯交換器:水をお湯に換える部品
  • ふろ熱交換器:追い炊きのお湯を高温のお湯に換える。お湯にするだけではなく冷やすときにも使う
  • サーミスタ:温度を測るセンサー
  • フレームロッド:炎を感知する
  • COセンサー:不完全燃焼による一酸化炭素濃度の上昇を感知すると運転を停止する
  • 電装基板:入水(にゅうすい)温度や入水(にゅうすい)量など給湯器内の色々な情報を判断し正確に作動するよう働く部品
  • 水位センサー:浴槽の水位を測定する

ご紹介したのは一部になります。上記のような機能を搭載しているおかげで給湯器が適切に動作しているのです。異常が起こればセンサーが危険を検知して運転を停止します。上記のような機能は私たちが安心・安全に給湯器を使用するために必要なものです。

1-3.安全装置の役割

次に給湯器の安全装置をチェックしましょう。安全装置には下記のような種類があります。それぞれに役割があるので確認してみてください。

1-3-1.不完全燃焼防止装置

現在販売されているすべての屋内型給湯器には、不完全燃焼防止装置が付いています。80年代に給湯器メーカーが導入してから、89年には国が設置を義務付けました。不完全燃焼を起こす前に、温度差から危険を感知し運転を停止する機能です。不完全燃焼防止装置が付いている本体には”不完全燃焼防止装置付”というシールが付いています。平成20年4月以降には、不完全燃焼防止装置が3回連続作動すると点火できなくなるインターロック機能を搭載した機器も登場しました。

1-3-2.そのほかの安全装置

給湯器には、不完全燃焼防止装置のほかにもさまざまな安全装置が付いています。

  • 立ち消え安全装置:立ち消えしたした場合運転を停止する装置。立ち消えとは火が途中消えた状態のこと
  • 空焚(からだ)き安全装置:空焚(からだ)きを感知して運転を停止する
  • 過熱防止装置:機器本体が異常過熱するとガスを止め、給湯器を停止する
  • 凍結防止装置:一定温度以下になるとヒーターが作動、凍結による機器の破損を防止する
  • 過電流防止装置:異常な電流が流れると検知して自動的に運転を停止する
  • 漏電安全装置:微弱な電流も検知して電源をカットする
  • 停電時安全装置:燃焼中に停電した場合、緊急停止する機能

どの装置も給湯器の事故を防ぐためには必要な機能です。古い小型湯沸かし器には上記のような装置が付いていない機器もあります。安全装置がなければ事故を未然に防ぐことができず、大事故につながる可能性もあるのです。特に不完全燃焼防止装置の付いていない機器は、取り替えたほうが良いでしょう。

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