お風呂の追い炊き機能を知りたい!使い方・メリットほか6のポイント

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毎日使うお風呂は、「毎回新しくお湯をはる」か「温度が冷めたら追い炊きをして温める」のどちらがいいのだろう…とお悩みの人は多いようです。最近では、「追い炊き機能がある新しいお風呂に替えたい」「今のお風呂に追い炊き機能を付けたい」と希望する人が増えています。けれども、実際のところ追い炊き機能とはどのようなものか詳しくはわからないという人も多いようです。そこで、追い炊き機能とはどのようなものなのか、仕組みやおすすめのポイント・使い方・メリット・給湯器業者の選び方などを詳しくご紹介します。

  1. 給湯器の追い炊き機能について
  2. 追い炊き機能のおすすめポイント
  3. 追い炊き機能の使い方
  4. 追い炊き機能は後付けできる?
  5. 給湯器業者の選び方
  6. 追い炊き機能~よくある質問~

この記事を読むことで、追い炊き機能に関するさまざまな疑問が解消できます。ご自分の家族構成やお風呂の使い方、ライフスタイルに合った追い炊き機能(給湯器)を取り入れてくださいね。


1.給湯器の追い炊き機能について

そもそも、給湯器(お風呂)の追い炊き機能とはどのようなものなのかをご紹介しましょう。

1-1.追い炊き機能とは

お風呂の給湯システムの1つに「追い炊き機能」というものがあります。追い炊きとは、お風呂のお湯が冷めたときにお湯を再び温める機能です。熱いお湯を足して全体を温める「足し湯」とは異なります。

追い炊き機能付きの給湯器には、「お風呂の追い炊きとキッチンや洗面所でのお湯の使用を同時にできるタイプ」と「1度に両方はできないタイプ」があるのです。

1-2.追い炊き機能の目的

昔と違って現代では、夜、次々と間をあけずに家族全員がお風呂に入る…というご家庭は少ないでしょう。新しいお湯をはってお母さんと子どもが先にお風呂に入っても、次にお風呂に入るお父さんの帰宅が遅いというご家庭は多いものです。そうなると、せっかくはったお湯が冷めてしまいます。

けれども、追い炊き機能付きの給湯器なら家族全員がいつでも温かいお風呂に入ることができるのです。追い炊き機能の1番の目的はそこにあるといえるでしょう。

1-3.追い炊き機能のメカニズム

お風呂のお湯を再び温める機能「追い炊き」は、基本的に2種類あります。「循環釜直結方式」と「給湯方式」です。

1-3-1.循環釜直結方式

循環釜直結方式とは、浴槽と風呂釜を配管でつないでお湯を循環させるシステムです。そして、さらに「自然循環方式」と「強制循環方式」があります。

  • 自然循環方式…浴槽内の上下に2つの循環口があり、下の口から冷たい水を吸い込み風呂釜内で温めて上の口からお湯を出します。
  • 強制循環方式…浴槽内の循環口は1つです。1つの口からお湯を吸い込みポンプで強制的にお湯を循環させるシステムです。循環口にフィルターを付け汚れやゴミなどを吸い込まないようにしています。また、強制循環方式には全自動タイプ(フルオート)と自動タイプ(オート)があるのです。

※ 全自動タイプ(フルオート)…自動湯はり・自動設定水位ストップ・自動追い炊き・自動で保温・自動足し湯。

※ 自動タイプ(オート)…自動湯はり・自動設定水位ストップ・自動追い炊き・自動で保温。オートタイプは自動足し湯がありません。

1-3-2.給湯方式

給湯方式とは、浴槽に熱いお湯を足してお湯全体の温度を上げる方法です。「差し湯方式」「足し湯方式」とも呼びます。最近では、給湯方式に循環方式を足した機能もあり、「追い炊き機能付き給湯器」として紹介されていることもあるのです。

1-4.追い炊き機能付きの給湯器

追い炊き給湯器はいくつか種類があります。最近ポピュラーになってるのは、ガスを燃料としたエコジョーズの給湯器でしょう。もちろん、エコジョーズではない従来型(一般型)のガス給湯器でも追い炊き機能付きもあるのです。

そして、電気を利用したエコキュート給湯器もあります。また、北海道や東北など寒い地域では石油給湯器も普及しているのです。さらに、最近では高機能で灯油の節約ができるエコフィールも注目されています。一般的に人気がある追い炊き機能付きの給湯器をご紹介しましょう。

※ エコジョーズ…少ないガス量で効率的にお湯を沸かす省エネタイプの給湯器システムです。

※ エコキュート…空気中の熱を取り込みお湯を沸かす「ヒートポンプシステム」を取り入れた、エコタイプの電気給湯システムになります。

※エコフィール…熱効率が高く二酸化炭素の排気量を少なくした石油を使用する環境にも配慮した給湯システムです。

1-4-1.ガス給湯器

インターネットの価格比較サイトなどで、トップランク(2016年8月)に入った人気のガス給湯器をご紹介しましょう。

~ノーリツ エコジョーズ フルオート GT-C2452AWX-2 BL 24号~

フルオートなので、お湯はり開始→自動ストップ→追い炊き・自動保温までスイッチを押すだけで行います。また、お湯が減っても自動で足し湯もしてくれるのです。また、入浴中にお湯が冷めても自動で温める機能も付いています。さらに、自動風呂配管クリーンシステムが付いているので掃除も簡単です。設置フリー形になっています。

ノーリツ 

~リンナイ エコジョーズ オート RUF-E2405AW(A)シリーズ~

追い炊き回路に「潜熱交換器」を搭載しました。従来型の風呂熱効率が約80%だったものを92%まで高めて、給湯・追い炊きともにランニングコストを抑えたシリーズです。デザインも向上し施工もしやすく製品のバリエーションも豊富にそろっています。(人気ランキングで2位になっているのは、このシリーズのRUF-E2405SAW24号)

リンナイ エコジョーズ

~ノーリツのエコジョーズ オートGT-C2052シリーズ~

追い炊き機能のほかにも足し湯、足し水、沸き上げ予約ほかさまざまな機能が付いています。都市ガスとプロパンガスに対応しているタイプです。(人気ランキングで3位になっているのはGT-C2052SAWX-2BL20号)

ノーリツ エコジョーズ

1-4-2.電気給湯器

価格比較サイトで人気の電気給湯器です。

~日立 エコキュート ナイアガラ出力 フルオート標準タンク~

電気を動力とするエコキュート給湯器です。水道直圧給湯だから、お風呂とキッチンで同時にお湯を使ってもシャワーの水圧が衰えません。追い炊き機能のほか高速湯はり・ダブル湯温設定・節約サポート機能・ステンレスクリーン自動洗浄システム・入浴剤対応機能などがあります。

日立エコキュート

~三菱電機 エコキュート フルオートダブル 追い炊き~

電気を動力とするエコキュート給湯器です。リモコンのワンタッチでお湯はり完了、そのまま設定した湯量と温度を自動でキープしてくれます。お湯が冷めたらまたワンタッチでマイルド追い炊き・急速追い炊きもできるのです。

三菱エコキュート

1-4-3.石油給湯器

ガスや電気同様、エコ設計となった石油給湯システムがエコフィールです。従来型の石油給湯器と比較すると熱交換率に優れています。また、無駄な二酸化炭素排出を抑え環境にも配慮した設計にもなっているのです。

最近注目されているエコフィールタイプの石油給湯器をご紹介しましょう。

~コロナ エコフィール 石油風呂給湯器 UKBシリーズ(給湯+追い炊き)~

お湯はりから保温までおまかせできるオートタイプと、すべておまかせのフルオートタイプまで各種そろっています。

コロナ エコフィール

~長府製作所 エコフィール 石油風呂給湯器~

エコフィールタイプの給湯器は、フルオートの水道直圧式とオートの給湯+強制追い炊き式があります。どちらもスイッチを押すだけでお風呂の準備はOKです。エコフィールタイプではない従来型の追い炊き機能付き給湯器もあります。

長府製作所 エコフィール

~ノーリツ エコフィール 石油ふろ給湯器~

従来型の石油給湯器で、追い炊きができるベーシックタイプとさらに高機能になったエコフィールタイプがあります。

ノーリツ エコフィール

それぞれのメーカーにより、細かい機能や設置タイプ(屋外据え置きタイプか屋外壁掛けタイプかなど)は異なります。

1-5.追い炊き機能の普及率

全国賃貸住宅新聞のアンケート「人気の設備ランキング」によると、最近人気があるのがお風呂の追い炊き機能です。独身者向けの物件では8~10位ですが、ファミリー向けの物件では2連続(2013~2014)1位となっています。

また、賃貸し住宅設備調査によると、築5年以内の物件に関して「追い炊き風呂」の設置は71%、築21年以上が13%、普及変動率は58%となっているのです。(都内港区の家族向け賃貸物件調べ)

さらに、マンション経営にとって追い炊き機能付き給湯システムはマストといわれているのです。一般家庭でも追い炊き機能付き給湯器システムの利用者が増加していくことが予想されています。

2.追い炊き機能のおすすめポイント

追い炊き機能は、どのように利用するのがいいのでしょうか。家族の人数・ライフスタイル・お風呂の利用度などによっても異なります。

2-1.追い炊き機能の利便性

「1-2.追い炊き機能の目的」でもご紹介したように、追い炊き機能は冷めたお風呂のお湯を自動的に温めてくれるシステムです。

暑い夏場はシャワーだけで済ませる人でも、涼しくなるとゆっくりと温かいお湯につかりたくなるでしょう。追い炊き機能があればいつでも温かいお風呂に入ることができます。

また、冷え性の女性の場合、帰宅後にお風呂に入っても就寝前にはすっかり身体が冷えていることもあるでしょう。追い炊き機能があれば寝る前にお湯に入って再び身体を温めることもできます。

2-2.追い炊き機能が向いている家族とその使い方

「1-4.追い炊き機能の普及率」で取り上げたように、ファミリー向け賃貸し物件の設備で人気No.1が追い炊き機能です。このことからわかるように、追い炊き機能は基本的にファミリー世帯に向いています。

特に…

  • 子どもたちは学校から帰宅後の夕方に入浴、両親は就寝前に入浴…など家族がお風呂に入る時間に差がある。
  • 突然の残業など、帰宅時間がその日によってまちまちな家族がいる。
  • でかける前に朝風呂に入る、昼間のんびり入る、寝る前に身体を温めるために入る…など、1日をとおして何度もお風呂に入る。

などの場合は、追い炊き機能付きのお風呂のほうが便利です。

特に、お風呂に入る人数が多いご家庭では全自動(フルオート)の給湯器がおすすめでしょう。最初に入った人がスイッチを入れるだけでずっと一定の湯量と温度がたもてます。そして、最後に入浴した人がスイッチを切るだけなので簡単です。

2-3.追い炊き機能以外の便利機能とは

追い炊き機能の付いている給湯システムには、追い炊き機能以外にも便利な機能が付いています。(メーカーや製品によって詳細は異なる)

たとえば、全自動(フルオート)なら…

  • 自動足し湯
  • 自動沸き上げ
  • パワフル湯はり
  • 選べるエコモード
  • 快適保温足し湯
  • 予約運転
  • 呼び出し

などの機能が付いているのです。オートのほうもほぼ同じ機能が付いています。けれども、足し湯は自分でスイッチを押す必要があるのです。また、フルオートの場合は「追い炊き配管自動洗浄機能」が付いていますが、オートのほうは付いていません。

※追い炊き配管自動洗浄…浴槽の栓を抜くと自動で追い炊き用配管をお湯で洗ってくれる機能。

3.追い炊き機能の使い方

3-1.追い炊き機能のランニングコスト

「1-4.追い炊き機能の給湯器」でご紹介したように、最近では追い炊き機能付きの給湯器はエコジョーズ(ガス)、エコキュート(電気)、エコフィール(石油)が代表的です。

これらの追い炊き機能付き給湯器とお湯はりだけの給湯器はどちらがお得なのでしょうか。実は、ランニングコストは製品やご家庭での使用状況、地域や季節などによっても異なります。

そのため、一概に「追い炊きのほうが得」「新しく給湯したほうが得」とはいえません。基本的な違いをご紹介しましょう。

3-1-1.ガスの場合

追い炊き機能の付きガス給湯器には、従来型(一般型)とエコジョーズ型があります。たとえば単純計算で10年間のガス代を比較するとエコジョーズのほうが10万円近く安くなるのです。

ただし、追い炊きで使用するときのガス代と新しくお湯を追加するときのガス代にはそれほど差はありません。しかしながら、新しくお湯をはり直さない分、追い炊きのほうが水道代は圧倒的に安くなります。

3-1-2.電気の場合

電気料金の安い夜間にお湯を沸かし、タンクに貯蓄するのがエコキュートです。従来の電気温水器も仕組みは同じになります。2003年以前はエコキュートも電気温水器も追い炊き機能は付いていませんでした。最近の製品には追い炊き機能が付いています。

エコキュートは、すぐにお風呂を温めて入りたい場合は追い炊きよりも「高温足し湯」のほうが素早く温まるとされているのです。その分、省エネにもなります。

3-2-3.石油の場合

自動でお湯はり→追い炊き→保温を行うフルオートのエコフィールは、石油給湯器の中でも一番人気があります。

初期費用や工事費を比較すると、エコフィールよりも従来型の石油給湯器のほうが安いのです。しかしながら、月々の灯油量はエコフィールのほうが節約できるので灯油代は安くなります。エコフィールは熱効率が95%(従来型は83%)なので基本的には年間80リットル近い灯油を節約できるのです。

3-3.追い炊きと高温給水の違い

基本的に、「追い炊きができる給湯器」は高温給水(差し湯・足し湯)ができるものがほとんどです。けれども、高温給水だけの給湯器は追い炊きができません。

追い炊きは、お風呂のお湯が冷めても好みの温度で再度温めてくれるので前夜の残り湯を再度使用できます。

高温給水の場合は、冷めたお湯に熱いお湯を足して自分で湯量や温度を調整しなければなりません。そのために、水道料金や燃料費が余分にかかってしまうことが多いのです。

ただし、電気の場合は熱交換器でお湯を循環して追い炊きできるほど熱くするまでに、ある程度の時間がかかります。お湯の量にもよりますが高温給水のほうが早く温まるのです。

3-4.追い炊き機能の賢い使い方

追い炊き機能はいつでも家族が温かいお風呂を使用できるので便利な機能です。ただし、1人暮らしでお湯にはほとんど入らずシャワーばかりという人にとっては追い炊き機能は必要ないでしょう。

「2-2.追い炊き機能が向いている家族とその使い方」でご紹介したように、お風呂を使用する時間がまちまちの家族にとって追い炊きは便利な機能です。ただし、家族が多く2日目のお湯は汚れているようで嫌だと感じる場合は、追い炊きよりも沸かし直しのほうがいいでしょう。

追い炊き機能のある給湯器には自動保温機能も付いています。自動保温機能の時間内に皆がお風呂に入るようにすると節約になるのでおすすめです。

3-5.追い炊き機能の注意点

追い炊き機能をより賢く利用するためには以下のようなことに注意しましょう。

  • 真冬など気温の低いときには、浴槽に保温シートをはってお湯の温度を下げないようにする。
  • 何日も追い炊きで同じお湯を使用すると雑菌が繁殖するので2日以上は使用しない。
  • にごり湯系の入浴剤(無機系酸化チタンが含まれているもの)やバスソルトなどは給湯器の内部が劣化するので使用しない。
  • 浴槽とパイプ部分の掃除はこまめに行う。
  • 寒冷地では凍結防止のため、浴槽の循環口まで水をはり浴槽をカラにしない。

4.追い炊き機能は後付けできる?

追い炊き機能だけを後付けすることはできるのでしょうか。

4-1.追い炊き機能を後付けできる場合

追い炊き機能は後付けが可能です。ただし、追い炊き機能は、「1-3.追い炊き機能のメカニズム」でご紹介したように「お湯の循環」が必要となります。そのために、追い炊き機能ができる給湯器への交換と配管工事を行うことになるのです。ただし、場合によっては浴槽ごと交換する場合やバスルーム全体のリフォームも必要でしょう。

4-2.追い炊き機能の後付けメリット

家族全員が、いつでも好きなときに温かいお風呂に入ることができます。また、フルオートならいちいち自分の手でお湯の温度を確かめたり、家族の帰ってくる時間に合わせてスイッチを押したり…という面倒もありません。

自動追い炊き・自動保温機能ならば、寒い冬でもお湯が沸くまでがまんして待つこともないのです。また、フルオートなら、半身浴のときお湯の温度が下がっても自動で温めてくれます。

4-3.追い炊き機能の後付け方法

一戸建てにしてもマンションにしても、追い炊き機能を後付けするのは自分ではできません。給湯器や住宅設備の販売・設置工事を行っている専門業者への依頼が必要です。まずは、プロに住まい環境やお風呂の状況を見てもらいどのような方法が最適か相談してください。

4-4.追い炊き機能の後付けと交換の違い

4-4-1.追い炊き機能後付けの場合

今のお風呂に追い炊き機能を後付けするためには、「湯船→給湯器にお湯を送る配管」と「給湯器で温め直したお湯→湯船に戻す配管」が必要です。

配管工事は建物の床下か、不可能な場合は家の外に配管を出して往復配管を設置することもあります。

そして、現在追い炊き機能のない古い給湯器を使用している場合は、追い炊き機能付きの新しい給湯器へと交換が必要です。また、追い炊き機能のない電気給湯器から追い炊き機能付きのエコキュートにしたい場合は大型給湯タンクの設置も必要になります。

追い炊き機能付きの給湯器に関しては「1-4.追い炊き機能付き給湯器」をご覧ください。相場は製品の機能、大きさ、メーカーなどによって違います。

一般的には…

  • エコジョーズの場合、追い炊きありのフルオートが36~40万円、オートで32万~37万円ほど。
  • エコフィールの場合、追い炊きありのフルオートが20~25万円。
  • エコキュートの場合は、お湯を貯蔵するタンクも必要なので設置工事費用で60~70万円ほど。

を目安にしてください。

4-4-2.バスタブ交換が必要な場合

「給湯器の配管工事」と「バスタブの内側に穴をあけ専用配管ダクトを取り付ける工事」が可能であれば、バスタブを交換する必要はありません。

しかしながら、配管工事もバスタブの工事も不可能な場合はバスタブごと交換が必要になります。お風呂場のリフォームも兼ねてすべてを交換する人も多いようです。

4-4-3.後付け工事の注意点

配管工事と追い炊き機能付き給湯器の交換は、自宅(一軒家)であれば問題ありません。ただし、マンションの場合は賃貸しでも分譲でも工事が可能かどうかは事前に管理会社や大家さんに確認してください。

また、「4-1.追い炊き機能を後付けできる場合」でも触れましたが、ご自宅の環境によっては希望する給湯器が設置できるかどうかはわかりません。必ず販売・工事を行う専門の業者に現場を見てもらってから決めるようにしましょう。

5.給湯器業者の選び方

給湯器業者はどのように選べばいいのでしょうか。業者選びのポイントをご紹介しましょう。

5-1.給湯器の販売・工事の実績がある

販売価格や工事費用が安いだけではなく、商品知識が豊富で工事経験も多い実績のある業者を選びましょう。

5-2.自分の住んでいるエリアが担当地域か確認

業者の所在地によっては、販売・工事の担当地域が限定されていることもあります。自分の住んでいる地域でも工事を担当してもらえるかをホームページで確認してください。また、できるだけ対応が早い業者のほうがおすすめです。

5-3.さまざま資格を所有している

給水装置工事責任者・第2種電気工事士・ガス消費機器設置工事監督者・福祉住環境コーディネーターなど、給湯器工事や住設備に関して幅広い資格を所有している会社がおすすめです。

5-4.給湯器と工事のセット料金プランがある

給湯器の販売だけではなく設置工事も行っている業者の場合、製品と工事費用がセットになっていることがあります。製品と工事を別々に支払うよりも格段に安くなっているのです。お得な料金プランを提示している販売・設置工事業者がおすすめでしょう。

5-5.保証やアフターフォローがある

メーカーの製品保証だけではなく、設置工事などに関しても保証してくれる業者がおすすめです。また、トラブルや故障などのアフターフォローもしっかりしている業者を選びましょう。

5-6.給湯器業者の工事について

給湯器の販売・設置工事を行う業者は、無料で見積もりを行っています。誠実な対応をしている業者であれば、見積もり後に断ってもしつこくセールスするようなことはありません。

また、必要に応じて現地調査を行うこともあるでしょう。利用者が見積金額に納得し契約成立となったらメーカーに製品を注文し、取り付け工事を行います。支払いは工事が終了してから行うのが一般的です。

6.追い炊き機能~よくある質問~

追い炊き機能付き給湯器でよくある質問をご紹介しましょう。

6-1.追い炊き機能付きお風呂の掃除について

Q:「追い炊き機能付きのお風呂は定期的な掃除が必要だと聞きました。具体的にどのような掃除をすればいいのでしょうか」

A:同じお湯を追い炊きして何日も使い続けると配管に雑菌が繁殖する可能性があります。市販の配管洗浄剤で1か月に1度は配管掃除をしてください。(洗浄剤は「1つ穴用」と「2つ穴用」があるので購入する前に確認しましょう)

6-2.給湯器を交換について

Q:「今使用している給湯器から追い炊き機能付き給湯器に交換を考えています。号数を上げることは可能ですか」

A:一戸建ての場合は可能です。ただし、ガスメーターから給湯器までの配管の長さ・太さが設計基準内であることが条件となります。また、ご希望の号数によってはガスメーターの交換も必要でしょう。マンションの場合は、まず管理会社や大家さんなどに交換をしてもいいかを聞いてください。

6-3.オートとフルオートの違い

Q:「追い炊き機能付き給湯器に変えたいのですがオートとフルオートで迷っています。どう違うのでしょうか?」

A:基本的にオートもフルオートも、自動お湯はり→自動停止→追い炊き→自動保温をします。フルオートの場合は、前に入った人がお風呂のお湯をたくさん使っても自動で足し湯をしてくれるのです。また、お湯が冷めたときに「人が浴槽に入ると自動で設定温度を上げる機能」も付いています。さらに、フルオートは配管を自動で洗浄する機能もあるのでお風呂をいつも清潔な状態にたもてるのです。

6-4.追い炊き機能付き給湯器のガス代について

Q:「追い炊きをするとガス代が高くなるという話を聞きましたが本当でしょうか」

A:追い炊きはぬるくなったお湯を短時間で温め直すのでガス代には大きな影響を与えません。真冬、時間がたち水道水よりも冷たくなったお風呂の水を追い炊きする場合はガス代がかかります。水道水と同じ温度から炊く場合は、最初からはり直しをするのと追い炊きをするのとガス代は変わりません。水道代は節約できます。

6-5.追い炊き機能付き給湯器の選び方

Q:「追い炊き機能が付いているガス給湯器に交換したいです。けれども、種類が多くてどれを選んでいいのかわかりません。」

A:給湯器はどれが一番いいのかは、家族の人数やお風呂の使い方などによって異なります。また、工事が必要なので住まいの環境によっても最適な給湯器は異なるでしょう。給湯器の販売と設置工事の両方を請け負う業者なら、製品選びから工事まですべてを相談できるのでおすすめです。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。追い炊き機能の付いた給湯器の仕組みや種類、メリットなどがおわかりいただけたかと思います。

追い炊き機能のある給湯器は、いつでも好きなときに温かいお風呂に入れるので便利です。けれども、あまり湯船に浸からない、シャワーだけで済ませるという人にはあまり必要ない機能でしょう。

家族の人数やお風呂の入る回数などを考えて、自分の家に合った給湯器を上手に選んでくださいね。